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【特集】旭川再起動予算~持続可能な新たな100年への挑戦~(1)

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北海道旭川市

2月24日に市議会第1回定例会で行った市政方針において説明した令和5年度予算案は、3月24日に市議会の議決を得て成立しました。
旭川が現在抱えている課題や現状については、本誌3月号をご覧ください。
市政方針の全文は市HPからご覧いただけます
※2次元コードは本誌4ページをご覧ください。

■「再起動」に込めた想(おも)い
新たな100年に向けて…先人に感謝し、旭川の魅力に誇りと自信を持って前進
前例踏襲をやめ、失敗を恐れず挑戦…慣例・しがらみにとらわれない。挑戦を評価する。責任は私(市長)が取る
市役所の力を最大限発揮…働きがい改革・庁内部局間の連携強化、DXによる業務の効率化等を実行
1年4か月の取組みをさらにアップデート…旭川の変化を実感していただけるよう、全力投球

先月に引き続き、施策についてお届けします。

■1次産業・ゼロカーボンの振興
▽スマート農業の導入支援
・スマート農業・省力化技術の導入を支援
国の補助と併用可能な市の補助で導入を促進

〔イメージ〕

▽再生可能エネルギー設備の導入を加速
・当初予算額を前年度比で約2倍に拡充
〔主な対象設備と交付予定件数〕
・太陽光発電設備 1件⇒10件程度
・ガスエンジンコージェネレーション 6件⇒22件程度
・定置用リチウムイオン蓄電池 4件⇒25件程度
・ペレットストーブ 6件⇒13件程度
・薪ストーブ 16件⇒22件程度

▽世界に貢献するサステナブルデザイン都市・旭川へ 稼ぐ農業・ブランド化の促進
農業者の負担軽減と収益の向上、さらには担い手の確保にもつながる対策を推進
・サツマイモをはじめとする高収益作物の生産機械等の導入補助制度を新設
・旭川出身の下國伸シェフによる旭川産農畜産物やこれらを使った商品のPR事業を実施

○下國伸(しもくにのぶ)シェフ
旭川調理師専門学校卒業。札幌の老舗フレンチレストランの4代目料理長。CHEF─1(シェフワン)グランプリ2021で優勝し、現在はフリーの料理人として活動。昨年、本市で料理教室や出前講座などを実施し、4月から「旭川食のアンバサダー」に就任

▽住宅建設に対し最大80万円を補助
道産かつ道内で加工した木材の使用や、省エネ性能を確保した一定の要件を満たす新築住宅が対象

▽ゼロカーボン旭山動物園への挑戦
せん定枝やジャイアントミスカンサス(巨大ススキ)などでペレット(木質燃料)を製造し、旭山動物園の暖房に活用

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