■ASAHIKAWA 100 PRIDEとは?
市制が施行されてから100年超の歴史を持つ旭川市。大正から令和にかけ、地域資源を生かし、様々な産業が発展してきました。このコーナーでは、その中から「旭川発!全国・世界」へ羽ばたいている逸品をご紹介します
■旭川しょうゆホルメン (株)米谷産業
赤い丼に、軟らかいホルモンがたっぷり。旭川しょうゆが香ばしい1杯です
▽2大「ご当地グルメ」が最強タッグ
ラーメンのまち・旭川には、ホルモンを好む焼肉文化もあります。しょうゆラーメンとホルモン。この2大ソウルフードの合わせ技が「旭川しょうゆホルメン」です。旭川産しょうゆと国産コラーゲンで煮込んだ豚の直腸が、赤い丼の中で存在感を放ちます。
市内のラーメン店などでつくる「旭川しょうゆホルメン倶楽部(クラブ)」が平成24年から、市民や観光客に愛される存在に育ててきました。店舗とイベントを合わせ、これまで約30万食を提供。台湾の物産展でも大人気でした。
誕生の裏には、地場産業の盛り上げへ奮起した企業の存在がありました。ラード(豚脂)製造等で旭川ラーメンを支えてきた食肉加工の(株)米谷産業(永山11の2)で、素材から厳選した直腸を新開発。米谷慈祥(よねやよしひろ)社長は「臭くなく、甘く、軟らかい。40年超のノウハウのたまものです」と自信を見せます。情熱あふれる開発の末、ホルモンが苦手な人も驚くという味に昇華させることができました。
特製ホルモンの開発秘話はこちら!
※2次元コードは本紙15ページをご覧ください。
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