■デザインの森~次世代につなぐ幸せのデザイン
10/21~25にかけて、21か国23のデザイン都市から48人が旭川に集まり、創造的な都市づくりや連携強化を図る会議を開催しました。会議や交流の様子を紹介します。
▽そもそもユネスコ創造都市ネットワーク(UCCN)って?
創造的・文化的な産業によって、国際的な連携・相互交流を行うネットワーク。現在、350都市が加盟し、文学、映画、音楽、クラフトandフォークアート、メディアアート、食文化、デザインの7分野に分類されます。旭川市は2019年にデザイン分野で加盟認定を受けました。
■Excursion(エクスカーション)※ ~旭川の自然とデザインに五感で触れる
旭川が誇る豊富な自然、これまで培ってきた歴史と文化、ものづくりの技術など、地域が持つたくさんの魅力を皆さんに体験してもらいました。
※「体験型の見学会」のことで、訪れた場所で案内人の解説に耳を傾け、参加者が現地での体験などを通じて、理解を深めていくものです。
植樹やワークショップ等を通じて、旭川のデザインと自然の関わりを体感しました。
■Event(イベント)~デザインへの理解促進
デザインへの理解・関心を深めていただくため、トークセッションや展示等を実施しました。
■Meeting(ミーティング)~ネットワークの連携強化
会議では、共創プロジェクトに関する意見交換や、各都市の取組み事例の紹介を行いました。
また、旭川市から「デザイン都市旭川宣言」を提唱し、デザインの力で自然と社会の調和を図り、持続可能で幸せな未来を創るため、ネットワークで連携して取り組んでいくことが合意されました。
▽デザイン都市旭川宣言(一部抜粋)
これからデザインに求められる重要な機能は、自然と社会の調和を促進することです。そのためには、まず自然を知ることから始めなければなりません。スピードや力強さのみを誇るのではなく、柔軟性や多様性を大切にする社会をデザインする上で、自然は実に多くのことを教えてくれます。私たちはデザインの力で持続可能で幸せな未来を創ることが可能であると信じています。
■Communication(コミュニケーション)~次世代を担う地域の学生と交流
約170人の高校生・大学生の協力を得て、茶道・書道の日本文化体験、探究活動の発表、市内散策の通訳ガイドなどのプログラムを実施。会議参加者とコミュニケーションを図りました。
日本語を書いたミニ色紙をプレゼント!参加者の方との交流は、とてもいい経験になりました。
詳細:2024UCCNデザイン都市旭川会議開催実行委員会
【電話】65-7047
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