近年、市内でヒグマの出没が増え、ヒグマが人の生活圏に侵入するという問題も発生しています。こうした状況に対し、市民の皆さんの安全を守るため、ヒグマの市街地侵入抑制など、市で行っている様々な対策を紹介します。
■市街地侵入抑制・監視対策
・ヒグマの侵入を抑制するため、美瑛川河川敷に電気柵を設置しています
・河川敷を移動して市街地に侵入するヒグマの有無を監視するため、美瑛川河川敷を中心に監視ライン(ネットフェンスとセンサーカメラの設置、石灰の散布)を整備しています
・ヒグマが嫌がる見通しの良い空間をつくるため、定期的に河川敷の草刈りを行います
■郊外の出没対策
ヒグマによる農作物被害の出ている場所に簡易型電気柵を設置するなど、再出没の抑制に努めます
昨年、ヒグマが美瑛川を移動して市街地に近づきましたが、電気柵により市街地への侵入を防ぎました
■生息状況の把握
ヒグマの体毛等からDNAを抽出して個体識別を行うなどの調査を進め、生息状況や行動の把握に取り組みます
河川敷のヒグマ対策図(本紙24ぺー参照)
■ヒグマと出合わないために
□ヒグマの出没情報を確認する
□野山では音を出し、複数で行動する
□ふんや足跡を発見したら引き返す
□薄暗いときの行動は控える
□ごみ出しのルールを守り、食べ物や容器のポイ捨てはしない!
(!)出没情報を確認し注意しましょう
・旭川市HPヒグマ出没情報
・ひぐまっぷヒグマ出没地図
※各2次元コードは本紙24ページをご覧ください。
■ヒグマを目撃した、またはふんや足跡などの痕跡を発見した場合は、すぐに市役所または警察に連絡を!
平日8:45~17:15
環境総務課【電話】25-5350
上記以外市役所当直【電話】26-1111
■野生動物への「餌付け」はやめましょう
野生動物(スズメ・ハト・カラス・キツネなど)に餌を与えること(餌付け)は、野生動物を呼び寄せ、定着させる可能性があり、ひいては近隣住民の迷惑となりますのでやめましょう
詳細:環境総務課
【電話】25-5350
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