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ASAHIKAWA 100 PRIDE vol.15

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北海道旭川市

■株式会社アルブロ
▽貴重な鋳物の技術で地域貢献する町工場 オール旭川で取り組む「まちに残る仕事」。技術継承にも全力!
銅像や、橋の名を記す「橋名板(きょうめいばん)」など、銅やアルミを鋳造(ちゅうぞう)して作る「鋳物(いもの)」。奈良の大仏も同じ工法で、人類史において長い歴史を持つ技術です。
(株)アルブロ(神楽5の2)は約60年操業する鋳物の老舗で、顧客は全国に広がります。古里滋康(ふるさとしげやす)社長は「当社はデザインから制作まで一貫生産。お客様のご要望をしっかり承り、短期納品できるのが評価をいただいていると思います」と語ります。
1200度もの高温で金属を溶かし、型に流す工程では長年培った技術が光ります。古里社長は「旭川の若者を新規採用しています。僕自身、子供の頃から職人さんの仕事を見て育ち、今もその方々が活躍していて尊敬しています。技術の継承が地元の恩返しになれば」と、未来の展望を語ってくれました。
近年、個人のお客様にも会社を知ってもらおうと立ち上げた「神座(かみくら)」ブランドは、純錫(すず)製のタンブラー類が人気。金属イオンの効果で口当たりがまろやかになり、一段と美味しくなると人気の逸品です。

まばゆい炎の熱い職場の様子はこちら!
※2次元コードは本紙をご覧ください。

■ASAHIKAWA 100 PRIDEとは?
市制が施行されてから100年超の歴史を持つ旭川市。大正から令和にかけ様々な産業が発展する中で、「全国・世界に誇る旭川発!」をご紹介します。

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