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自治体の皆さまへ

令和7年度 市民の皆様と共に安心安全、そして夢と希望をもてる旭川を創る(3)

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北海道旭川市

[2]デザイン創造都市
自治体での導入では全国初となるデザインシステムをさらに活用するため、各種イベントや民間利用に向けた指針を策定するとともに、職員自らがリーフレットなどの広報物をデザインできるデザインジェネレーターや職員の柔軟な働き方の一環として推進するデザインシステムポロシャツ・フリースなどの展開を通じて普及を図っていきます。
昨年開催したデザイン都市会議の結果を踏まえ、各都市との情報共有や交流事業を通じて、世界各国の都市と連携を深めていきます。
大阪・関西万博の大屋根リングを設計・監修した、旭川東高校出身の藤本壮介さんには昨年8月「市政アドバイザー」に、ミラノ在住でデザイン界の世界的巨匠である、ミケーレ・デ・ルッキさんには今年1月に「旭川デザインアンバサダー」に就任いただいており、世界のデザイン都市ミラノ市との交流を深めるとともに、アドバイスをいただくなどデザインを生かしたまちづくりを進めていきます。
また、多様な農畜産物・海産物の集積地という本市の魅力をデザイン思考により最大限生かしていく「フードフォレスト旭川構想」に関しては、石川CDPの監修の下、「朝のあさひかわ」プロジェクトを令和6年度より始動しています。令和7年度は、昨年盛況だった北彩都ガーデンでの「あさいち」の複数回の開催などにより、旭川の食の魅力を高め、食産業の活性化とともに、新たな観光コンテンツとなるよう展開していきます。

[3]除排雪先進都市・防災
除雪DXに関しては、新たに積雪センサーおよびライブカメラを郊外12か所に設置し、パトロールの省力化や除雪の出動判断の効率化を図ります。
国や北海道との連携をさらに強化し、道道、市道を1事業者が一括して除雪する「交換除雪」などによりさらなる交通の円滑化を目指していきます。
雪対策基本条例に基づく雪出し防止対策に関しては、テレビCMなどを活用した広報プロモーションの強化やパトロールカーによる巡回など、引き続き取組みを強化していきます。
また、不当なクレームなどにより除雪関係者の業務に支障が生じるカスタマーハラスメントに関しては、毅然と対応していきます。
災害は、必ず起きるとの前提でしっかりと備えなければなりません。
事前防災対策の充実に向けては、洪水ハザードマップに、中小河川の氾濫や雨水等による内水氾濫の想定を加えた新たなハザードマップと、風水害や土砂崩れなどの災害時に役立つ情報を掲載した「(仮称)旭川市防災これ一冊まとまっぷ」を作成し、全戸に配布します。
また、総合庁舎屋上に屋外スピーカーを整備し、災害時において中心市街地を訪れている市民や観光客にいち早く避難情報を伝達します。
さらに、国や北海道のほか自衛隊、警察、消防団、市民の皆様などと連携し、今後も訓練等防災・減災に関しての取組みを進めていきます。
埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受け、本市においては、独自に2月17日から19日の日程で管径2メートル以上のマンホールおよび管渠内部の腐食・破損に関する緊急点検を実施し、異常がなかったことを確認しています。引き続き上下水道管の耐震化を含め老朽化対策を計画的に進め、災害に強いライフラインを整備していきます。
能登半島地震の復旧復興支援のため実施している石川県七尾市への技術職員派遣に関しては、令和7年度も継続します。しっかりと被災地の方々に寄り添い貢献していきます。

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