令和7年度 市民の皆様と共に安心安全、そして夢と希望をもてる旭川を創る(6)

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[7]観光・スポーツ・文化
新たな航空路線の誘致に関して、令和7年度は、伊丹空港、神戸空港、関西国際空港といった関西圏への路線とアジア圏を中心とした国際路線の誘致に向けて、積極的なプロモーション活動を展開していきます。
国内外からの観光客増加に向け、旭川市と旭川観光コンベンション協会、大雪カムイミンタラDMOで構成する(仮称)観光戦略会議を設置し、アドベンチャートラベルの充実や観光客受入環境の強化に向け、それぞれの役割や方向性に関して協議し、統一した戦略に基づき国内外に向けた観光誘客の取組みを前進させていきます。
開業40周年を迎えたカムイスキーリンクスは、記念コースを新設し、オーストラリアからのツアー申込みが前年比10倍の約2千人となるなど好調です。令和7年度は第5ペアリフトの改修に着手するとともにさらなる来場者数の増加に向け積極的にPRしていきます。
総合体育館の再整備に関しては、花咲スポーツ公園の再整備基本構想の下、令和6年度策定中の新アリーナ等基本計画と、官民連携導入可能性調査の結果を踏まえ、令和12年度のオープンを目指して、具体的な整備手法および事業者の選定などを行っていきます。
東光スポーツ公園の複合体育施設に関しては、花咲スポーツ公園新アリーナ等基本計画において役割分担を図っており、令和12年度のオープンを目指して、令和7年度は実施設計に入り、施設規模や配置等を整理していきます。
サッカー・Jリーグが2026年‐27年シーズンから8月開幕になることから、夏合宿のキャンプ地として比較的冷涼な北海道が注目されており、本市においても合宿誘致を進めていきます。
また、本年も大学野球界の名門、慶應義塾体育会野球部の合宿が開催されます。合宿が3年連続で開催されたことにより、本市の良好な野球環境に関して認知度が高まった結果、今年8月6日から5日間にわたり全国の社会人野球の名だたる強豪16チームが集まる第66回JABA(日本野球連盟)北海道大会が旭川スタルヒン球場で開催されることにつながりました。
北海道日本ハムファイターズ2軍戦に関しては、昨年9月に私自身が直接球団に開催を要望した結果、今年8月17日に開催されることになりました。
さらに、パラスポーツ体験会の開催や合宿受入れなどにより、障害者の皆様が積極的にスポーツに参加できる環境づくりを進めていきます。
今後も北口榛花(きたぐちはるか)選手をはじめとするスポーツみらいアンバサダーの力もお借りし、「スポーツ王国・旭川」を目指していきます。
科学館が開館20周年を迎えることを記念した特別展「特撮のDNA」(ゴジラ展)を開催します。開催期間は夏休みを含む7月から9月で予定しており、より多くの方々に歴代ゴジラの造形や精密なジオラマをご覧いただく貴重な機会にしていきます。
市民文化会館の再整備に向けては、市民の皆様に長く親しまれる施設となるように、令和7年度は、広く市民意見をお聴きし、利用者ニーズをしっかりと把握しながら、基本計画の策定を丁寧に進めていきます。
都市交流に関しては、中華人民共和国・哈爾濱(ハルビン)市との友好都市提携30周年、鹿児島県南さつま市との姉妹都市提携10周年を記念し、哈爾濱市から代表団や芸術訪問団を受け入れるとともに、南さつま市とは代表団等の相互訪問を通じて交流を深めていきます。
旭川市出身の株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス名誉会長を務める福嶋さんご夫妻よりご寄附いただいたマイセンコレクションに関しては、デザイン都市としての価値を高めるため、私自身が寄贈をお願いしてきました。マイセンはヨーロッパで最古の有名な硬質磁器でありますが、特にご夫妻が収集された約150点のコレクションは世界的にも大変貴重なものです。市民の皆様に広くご覧いただける展示となるよう取組みを進めていきます。