◆3 東北海道連盟実績発表大会 プロジェクト発表「III類」
発表題名:さらべつ村味力UPぷろじぇくと
発表者:佐々木和也さん(生活科学科)、乾菜々花さん(生活科学科)
補助者:酒井祐希さん(生活科学科)、齋藤義輝さん(生活科学科)
東北海道大会で優秀賞を受賞
【発表内容】
「更別村のおいしいを広めたい」との思いから、平成28年度から活動し、更別村と北海道エア・ウォーター・アグリ株式会社様と連携し、レトルトカレー「さらのうキーマ」と「さらのうREDキーマ」を共同開発しました。普及に向け、十勝管内のみならず、阪急うめだ春の北海道物産大会(大阪)や全国農業高校生HANASAKA収穫祭(東京)などで販売活動を行い、また、味の特徴をわかりやすく表現するため、市販品と比較した早見表を作成。さらに、社会貢献活動として、令和6年1月に発生した能登半島地震のチャリティ販売会を開催し、義援金を寄付しました。
○生徒のコメント
私たち加工分会Bは、特産品の開発とレトルトカレーの普及活動に取り組んでいます。コロナ禍で新商品の開発ができなかったため、イベントの参加やチャリティ販売会を行いました。更別村の大手亡豆・金時豆が作付面積、生産量ともに日本一であることを知らない方々も多いことから、今までの活動を含め、これからの活動でより多くの人に認知してもらえたら嬉しいです。
◆4 東北海道連盟実績発表大会 プロジェクト発表「クラブ活動」
発表題名:ともに〜スーパービレッジな地域と築く、持続可能な更農農クの歩み〜
発表者:酒井歩美さん(生活科学科)、田中清衣奈さん(生活科学科)
補助者:伊藤綺更さん(生活科学科)、坂本悠貴さん(生活科学科)
東北海道大会で優秀賞 全道で24年ぶりに優秀賞を受賞
【発表内容】
「地域の魅力や課題について考えている」生徒が少ないことが課題として挙がり、3月にリーダー研修会を開催し更別SV構想やコミナスの取組についての学習や、ICTを活用した農業学習課題の配信、人前で話すことが苦手な生徒が多いことからFMJAGAの栗谷様を招いた「意見の伝え方講演会」を開催しました。また、緑肥用ヒマワリを活用したヒマワリ迷路の制作にも挑戦し、さらべつかしわ太鼓保存会様とともにセレモニーを成功させました。その結果、各種農業クラブ大会で優秀な成績を収め、「地域について考えている」生徒も増加しました。
○生徒のコメント
農業クラブ執行部は、日々のクラブ活動やリーダー研修会で、村の魅力や持続可能な農業クラブについて学習し発表。学習の際には、村の方々にとても協力していただきました。その結果、村の魅力を伝えるとともに、優秀賞を受賞することができとてもうれしかったです。今後も村や生徒に貢献できるように頑張りたいです。
◆5 東北海道連盟意見発表大会「分野III類」
発表題名:ウェルフェアからウェルビーイングな社会へ〜更高生だから気づけたこと〜
発表者:松岡佑さん(生活科学科、写真中央)
東北海道大会で優秀賞を受賞
【発表内容】
更別農業高校で農業と介護福祉について学んでいる。地域交流では、「いつもありがとう」と温かい言葉をかけていただける。また更別村のSV構想やコミナスの取組について学習し、人と人とのつながりの重要性を学んだ。これらの経験を通して、これからの時代は、「生活の質を保証する社会福祉ウェルフェア」だけでなく、「誰かの役に立てるという幸福感を高める社会福祉ウェルビーイング」が求められると感じた。そこで更別村をフィールドに、地域産業や社会をよく知る高齢者とともに運営する、フットパスの実施についてのプランを考えた。
○生徒のコメント
高校生活で、地域住民のために活動するコミナスのことを知り、「私も更別村で、何か人の役に立てることをしたい!」と考えるようになり、フットパスの実施プランについて発表しました。全道大会では入賞できませんでしたが、全道各地から集まった農業高校生の素晴らしい意見を聞くことができ、良い経験になりました。今後も、更別村の住民や、人の役に立てるよう、卒業後も頑張りたいと思います。
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