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自治体の皆さまへ

保健だより

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北海道更別村

◆3月は『自殺対策強化月間」です
厚生労働省によると、令和4年度の自殺者数は21,881人と、前年度と比較して874人増加しており、男女の構成割合は男性が67.4%、女性が32.6%と男性が女性の約2倍となっています。
原因・動機別でみると『健康問題』の割合が1番多く、次に『家庭問題』、『経済・生活問題』と続いています。
この結果から、心の健康を保つためには、体の健康状態が重要であることがわかります。
心と体の健康のために、食事や運動などの生活習慣の見直し、適度な休息で自分自身を守ること、また、早期に自分の心の状態の変化や身近な人のSOSに気づくことが大切です。

【こころのサイン】
□気分が沈み、やる気がなくなる
□不安や緊張が高まる
□急に涙が出てくる
□人付き合いが面倒になる

【からだのサイン】
□肩こりや頭痛、腹痛などの痛み
□寝つきが悪い、夜中や朝方目が覚める
□食欲がなくなる、または食べ過ぎる
□めまいや耳鳴り

気持ちや体調の異変は、体から発せられる危険信号です。自分のストレスサインに気づき、早めに対処することで、深刻な事態になることを未然に防ぐことができます。

◇いのち支える
《気づき》家族や仲間の変化に気づいて、声をかける
家族や仲間の言動・体調の変化に敏感になり、相手の周りへのサインになるべく早く気づきましょう。

《傾聴》本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
相手の気持ちを否定したり、励ましをすると逆効果。気持ちを尊重・共感した上で、相手を思う気持ちを伝えましょう。

《つなぎ》早めに専門家に相談するよう促す
心の病気や社会・経済的な問題を抱えているようなら、本人に理解のある家族や友人などキーパーソンと連携し、専門家への相談につなげましょう。

《見守り》温かく寄り添いながら、じっくり見守る
身体や心の健康状態について、自然な雰囲気で声をかけて、焦らずに優しく寄り添いながら見守りましょう。

◆こころの相談に関する窓口
○定期健康相談(保健福祉課保健推進係)
毎月第1・3水曜日 13:30〜16:00
福祉の里総合センター【電話】53-3000
※上記以外でも、随時、対応していますのでご相談ください。

○北海道いのちの電話
24時間365日対応【電話】011-231-4343
毎月10日は24時間対応【電話】0120-783-556

○よりそいホットライン
24時間365日対応【電話】0120-279-338

問い合せ:保健福祉課保健推進係
【電話】53-3000

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