〜子どもからお年寄りまで笑顔と笑い声があふれ、一人ひとりが輝く村〜
◆十勝圏活性化期成会夏期要請に参加
7月9日、十勝圏活性化推進期成会夏季要請活動(地元要請)に会長の米沢帯広市長、副会長の浜田新得町長、飯田幕別町長とともに参加しました。
はじめに帯広開発建設部で、時岡部長、實重次長(総務担当)、髙野次長(河川・道路担当)、小野次長(農業担当)他12名の皆さんと面談。(1)物価高騰に対する継続支援と経営安定対策~燃料価格や物価の高騰が続く中、基幹産業である農業分野では営農の継続が危ぶまれる程の影響が出ている。農業分野をはじめ、各分野において必要な対策の継続を。(2)生産性の高い農業基盤整備とスマート農業の推進~国営かんがい排水事業については、昨年と同じく6地区を記載。引き続き、予算の確保と事業の推進を。(3)「北海道横断自動車道」「帯広・広尾自動車道」の早期完成~重点要望である、「忠類大樹~広尾間」「足寄~陸別小利別間」の整備促進を。その他11項目の要請を行い、いずれの要請にも前向きな回答をいただき、特に新更別国営かんぱい事業着手についてのお礼と引き続く事業推進を重ねてお願いしてきました。続いて農政事務所帯広拠点では、田中地方参事官、坂田総括農政推進官と面談。(1)物価高騰に対する継続支援~特に厳しい酪農・畜産に対して飼料価格の安定化に資する対策を強化・実施し、政府の物価高騰対策を一部継続する旨の発表の通り、必要な対策の継続を。(2)農業王国十勝の発展と次世代対策の充実~生乳の生産抑制が続き、経営に影響が出ている酪農業に対し、国産チーズの消費拡大など、長期的な需要確保に向けた対策を。(3)農業基盤整備・スマート農業の推進~国際化の進展に対応し、ICTやAIを活用したスマート農業の加速化。農業機械や運搬機械の大型化に即応した狭隘道路、橋梁の拡幅整備などに必要な予算の確保を、と申し入れを行いました。田中参事官からは、このほど改正となった「食料・農業・農村基本法」の説明があり、基本計画や関連法案の法令化への今後のスケジュールについて話を伺いました。
最後に十勝総合振興局では、野口局長と新山教育局長と面談し、(1)気候変動や大規模地震を見据えた治水・砂防対策の推進~近年、激甚化している気象災害に対応するための「流域治水」の強化・推進。日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震による津波対策が急務であること。積雪寒冷地特有の課題を踏まえた総合的な対策と避難施設等の整備での地域の実情を勘案した弾力的運用。(2)教育環境の整備促進と地域社会との連携~GIGAスクール構想でのタブレットなどの機器の更新や維持管理にかかる経費の国庫補助制度の創設。(3)デジタル化施策と地方創生の推進~行政のDX化に対する支援制度が不十分であることなど、関連する12項目について要望しました。
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