8月9日から12日の4日間、新型コロナウイルス感染拡大などの影響により実施を見合わせていた中学生対象の新たな国際交流事業「飛び出せワールド事業」が初めて開催され、更別中央中学校の1年生12名と2年生6名の計18名が参加しました。
当初、海外への派遣事業として検討していましたが、昨今の不安定な世界情勢の中、費用や安全性の面を考慮し、今年度は代替事業としてHelloWorld株式会社の国内にいながら異文化交流のできるプログラムを活用し、『令和6年度飛び出せワールド事業ホームステイ体験in沖縄』を実施することとなりました。
子どもたちは、グループで取り組む国際交流プログラムや外国人家庭でのホームステイ体験に参加。英語でコミュニケーションを取りながら、楽しく過ごしました。
12日、農村環境改善センターで行われた解散式では、児童を代表し斗澤芽依さんが「緊張しましたが英語での会話にチャレンジし、さらに英語に興味を持ちました。この経験をこれからに活かしたいです」とあいさつしました。
次回は2年後に実施予定です。
8月10日、美浜アメリカンビレッジにて約3時間、沖縄に住む外国人の方とチームを組み、3つのグループに分かれて、英語でコミュニケーションを取りながらミッションクリアを目指し、まちを探索しました。
ミッションでは、お題のスポットで写真を撮ったり、問題を解いたり、お題に沿った英語での劇を動画に撮ったりして楽しみました。
子どもたちからは「英語は思ったより通じなかったけれど、チームメイトと単語をつなげて乗り切った。もっと英語の勉強を頑張りたい」と感想がありました。
8月10日〜12日、沖縄に住む外国人宅に3〜4人で、2泊3日のホームステイ体験をしました。フィリピン、アメリカ、アフガニスタン、メキシコ出身の方のご家庭で、ホストファミリーと一緒に料理や、ゲーム、会話などを楽しみました。
子どもたちは「初めて食べた料理もあったけれど、楽しく作れて、美味しかった。とても楽しかった」と笑顔で話してくれました。
この事業は、村の子どもたちが外国の文化や多様な価値観に触れることで国際感覚を身に付け、コミュニケーション能力やチャレンジ精神の向上を図ることを目的としています。
問い合せ:教育委員会事務局社会教育係
【電話】52-3171
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