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自治体の皆さまへ

迎春(2)

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◆町民の皆さまに身近な議会を目指して
月形町議会議長 大釜 登

町民の皆さま、新年明けましておめでとうございます。 
令和6年の新春を迎え、月形町議会を代表いたしまして、心からお慶びを申し上げます。 
また、町民の皆さまには、常日頃から議会活動に対しご理解とご協力をいただき、更に温かいご支援を賜りまして、心から感謝を申し上げます。 
昨年4月の統一地方選挙では、本町議会においては無投票、かつ、1名欠員の7名で新体制のスタートを切ったところですが、少数ながらも議会活動を行ってきました。 
さて、昨年を振り返りますと、まず、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行となったことが、ここ数年での大きな社会的変化かと存じます。3年以上も続くコロナ禍からようやく日常を取り戻しつつあり、街中にはマスクをしていない人の姿も増えてきました。 
反面、長引くロシアのウクライナ侵攻などにより、燃料や資材の高騰、物資調達の困難が続き、国民生活に多大なる影響を与えています。ほかにも海外では、トルコ・シリアの大地震での甚大な被害、イスラエル・パレスチナの対立ではガザの病院が空爆を受けるなど、衝撃的なニュースが記憶に残っています。 
国内では、ビッグモーターの不正請求、相次ぐクマ出没による被害などが記憶にありますが、WBCで侍ジャパンが3大会ぶり3回目の優勝、大谷翔平選手が日本人で初のメジャーリーグホームラン王のタイトル獲得、藤井聡太竜王・名人が史上初の八冠制覇などの明るい話題もありました。 
北海道での大きなニュースと言えば、ラピダスの千歳進出が挙げられるかと思いますが、北広島市の北海道ボールパークの開設と併せて栄える地域がある一方、北海道医療大学の移転計画は当別町民に不安を与えるほか、隣町である本町にとっても少なからず影響があるのではないかと懸念されます。 
昨年は記録的な猛暑となり、本町のみならず各自治体で学校へのエアコン設置やクーリングシェルターの開設が話題になったところです。こうした異常気象による作況への影響や国の施策である水田活用の直接支払交付金の厳格化による影響は、本町の基幹産業である農業に不穏な影を落としています。 
このほかにも町民の皆さまが不安に思うことなど色々あろうかと思いますが、そういった声を直に聞く懇談の機会を設けることが、新型コロナウイルス感染症の影響でできない状況が続いていました。今後は懇談の機会を増やし、その結果、国や道に働きかけるなど議会としてできる限りの活動を行っていきたいと考えています。 
また、日常生活ではパソコンやスマートフォンの普及によりデジタル化が進み、その技術が身近なものとなってきました。自治体においても様々な場面で急速にデジタル化が進みつつあります。最近では、チャットGPTなど生成AIの活用などもよく話題となっており、その進歩は目覚ましいものがあります。本町議会としても取り入れられるツールがあればそれを活用しながら、町民の皆さまに関心を持っていただけるような情報発信に努めていきたいと考えています。 
結びに、新しい年が町民の皆さまにとって、健康で喜びと幸せに満ちた実り多き年となりますことを心からご祈念いたしまして、新年のご挨拶といたします。

副議長 我妻 耕
議会運営委員長 松田 順一
まちづくり常任委員長 東出 善幸 
議員 金子 廣司  
議員 若井 昭二  
議員 滝口 伸

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