■すこやかメニュー
◆気象病の乱れの予防と対処
春は日々の寒暖差や、低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わる気圧変動が大きい季節です。寒暖差に対応するため自律神経の1つである交感神経優位が続くと、エネルギー消費が増え、疲れやだるさを感じやすくなります。また、寒暖差による気圧変化により、自律神経がストレス反応を引き起こします。その結果、抑うつやめまいの悪化、心拍数の増加、血圧上昇、慢性痛の悪化などの症状が現れます。
▽朝食は必ず食べる
1日3食を守ることが大切ですが、特に朝食は、寝ている間に下がってしまった体温を上げ、自律神経を整えるのに大きな役割を果たします。
また、気象病対策にはビタミンB1が有効です。痛みや自律神経のメカニズムとも深く関係している、脳の栄養素・糖質を体内でエネルギーに換えてくれる際に不可欠です。ビタミンB1が多く含まれているのは豚肉、うなぎ、玄米などです。
▽ゆっくり長くできる運動をする
自律神経を安定させるために取り入れたい運動は、ウォーキングや軽めのランニング、水泳など、ゆっくり長くできるものです。なかでも水泳は自律神経の働きによい刺激を与えてくれます。体温より低い水の中でゆっくり体を動かすと、体の代謝がじわじわと上がっていきます。クロールや平泳ぎを何キロも泳ぐ必要はありません。水の中をゆっくり歩くだけでも効果があります。
▽「内関」のツボを押す
自律神経の乱れに効くのが、手首にある「内関」のツボです。内関はもともと、乗り物酔いや自律神経の乱れに効くツボ。ふらつきやめまいなどの症状が現れそうなときに刺激すると、症状が収まります。
両手首の内側にあるしわの真ん中から、ひじ方向に指3本分下がったあたりに、響くような感覚があれば、そこが内関です。左右の腕にありますが、特に痛さやだるさの感じるほうを主に刺激します。ツボは押しっぱなしだと、体が刺激に慣れてしまうので、こまめに押すようにしてください。
◆健康カレンダー
▽4月16~30日
・16(火)乳幼児健診 13:00~15:00 保健センター
・22(月)プレママクラブ 10:00~11:30 保健センター
▽5月1~15日
・1(水)なごみ会 10:00~14:00 保健センター
◆町立病院外来診療
4月16日~5月15日
整形外科(午前):4月16日(火)、30日(火)、5月14日(火)
整形外科(午前・午後):4月17日(水)、24日(水)、5月1日(水)、8日(水)、15日(水)
眼科(午後):4月16日(火)、23日(火)、30日(火)5月7日(火)、14日(火)
皮膚科(午後):4月19日(金)、5月10日(金)
精神科(午後)予約制:4月17日(水)
終日休診:土曜日・日曜日・祝日
問合せ:
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