小中一貫教育「義務教育学校」〜令和9年度開校に向けて〜

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■新しい学校の基本設計(案)が完成しました!
令和3年8月に義務教育学校設置検討を開始、令和4年4月に義務教育学校設置審議会の答申(設置の方向性を決定)、令和5年2月に義務教育学校基本構想の策定、同年6月に開校準備委員会の設置など、設置検討開始から約2年半を経過し、ようやく新しい学校建物のイメージを公表できる状況となりました。
基本設計では、建物の計画やコンセプト、形状、用途、コストなどの基本的な設計を行い、完成イメージや工事費などを共有することが目的となります。
基本設計にあたりましては、昨年10月より開校準備委員会のメンバーを中心に、ワークショップ形式により、本年2月まで全4回の会議を開催し、長時間に渡る熱心な意見交換を行いました。
また、学校の全教職員で構成する開校準備委員会教育課程編成部会からのご意見や児童・生徒、こども園・小学校・中学校の保護者、教職員、開校準備委員会委員を対象としたアンケート調査結果なども、同ワークショップに盛り込み、非常に細部まで熟議を重ねています。ワークショップや教育課程編成部会の意見などは全体で270件を超え、その一つひとつについて、設計事業者を交えて検討し、新しい学校建物の提案図面に反映してきました。
当然、これだけの意見などがありますと、相反するものや実現が困難なものも多数あります。しかし、最終的には開校準備委員会全体の建設的な協議の中で、概ね皆さんの納得できるものとして、形作られたのではないかと確信しているところです。なお、ワークショップにおける意見などにつきましては、ホームページで公開していますので、ご覧ください。
今後の予定につきましては、3月に実施しましたパブリックコメントなどを踏まえ、図面などの最終修正を行い、各関係機関の了承を経て、基本設計を決定します。
本年度につきましては、実施設計を予定しています。実施設計は、工事の施工を行えるよう、詳細な部分まで設計を行います。
実施設計において、構造上変更が必要なものや基本設計以降に変更が必要なものなど、今後、基本設計から一部変更となる場合もありますので、予めご理解をお願いいたします。
※詳しくは本紙をご覧ください。

問合せ先：教育委員会学務係
【IP電話】53・3443