地域おこし協力隊の石原絢子による今日からできる!花のある暮らし LESSON(13)

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こんにちは。月形町地域おこし協力隊の石原絢子です。こちらのコーナーでは日常で楽しむお花のお手入れ方法や長く楽しむコツなどをご紹介していきます。前回は色の名前(コード)にまつわる思い出話になりましたが、
今回はこの色の使い方についてご紹介したいと思います。お花を買うときや飾るとき、「思ったよりも派手になってしまった」「なんだか地味だな…」と感じたりしませんか?これには色と色の相性の良し悪しが少しだけ関わっています。
例えば「色相環(しきそうかん)」という色の関係性を表すものがあります。

反対側の位置にある色を「補色(ほしょく)」、隣り合った色を「近似色(きんじしょく)」と呼び、色相環上では、黄色の反対側には紫があり補色の関係に、隣には橙色と黄緑色があり、これらは近似色の関係になります。華やかにしたい場合は補色で花色を合わせます。逆に落ち着いた印象にしたい場合は近似色を数色合わせます。この色相環は、デザインや美術、写真撮影など、色を扱うさまざまな分野で活用されています。
お家にお花を飾るときにどんな気分か、お花を飾ることでどんな空間にしたいかを少し考えてみてお花の色合いを選ぶと「しっくり」した花飾りができるかもしれません。ネットなどでぜひ調べてみてください。