《特集》さっぽろ秋散歩(2)

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■アートを満喫する

●アートステージ　11/1(金)～30(土)
札幌の街がアートでいっぱいになる1カ月間。20周年となる今回は、高校生が会場で絵を描き上げていくスクールアートライブなどの毎年恒例の企画はもちろん、20周年を記念した特別企画も多数開催します。

▽20年を振り返るパネル展示
日時：11/9(土)～24(日)
会場：市民交流プラザ(中央区北1西1)

▽スクールアートライブ
日時：
・作品の制作は11/9(土)、10(日)
・展示は11/11(月)～24(日)
会場：駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)　憩いの空間(北1東)

他にもイベントが盛りだくさん。
詳細はホームページなどでご確認ください。

▽アートステージ実行委員長の八木(やぎ)さんに聞きました
札幌の秋を彩るアートステージは、今年で20周年を迎えます。表現者として、お客さんとして、さまざまな形で参加できるのがアートステージの魅力です。市内各所で多彩なアートを楽しむことができますので、ぜひ足をお運びください。

▽シアターゴーラウンド1公演　チケット引換券を25組50人にプレゼント
アートステージ期間中に、演劇や人形劇などのさまざまな舞台作品を上演するシアターゴーラウンドにご招待します。
日時：11/1(金)～12/1(日)
会場：シアターZOO(ズー)(中央区南11西1)ほか9劇場
応募方法：はがき、ファクス、Eメール、ホームページ。「シアターゴーラウンドチケット希望」と記入の上、住所、氏名、年齢、電話番号、本誌の感想を記入し、10/22(火)(必着)までに広報課(本紙1ページ)へ。抽選

詳細：同実行委員会
【電話】281-7117

■大和ハウスプレミストドームのアートグローブ
ドームの敷地内に、国内外の芸術家による24点のアート作品が点在。自然の中にたたずむ作品を気軽に鑑賞できます。

●作品の一部を紹介
▽トム・シャノン『無重力の玉石』
大きなだ円型の球が、ゆらゆらと浮かぶように見える不思議な作品です。

▽楢原武正(ならはらたけまさ)『球』
アルミ缶を貼り付けた大きな球は、新たに創造する地球の未来を象徴しています。

▽ジャン=フランソワ・ブラン『桃色の雲』
夜にはピンク色の照明が点灯し、夜空に光の雲が浮かび上がっているように見えます。

所在地：豊平区羊ケ丘1
見学時間：7～23時(11～3月は7～22時。イベント時などは変更の場合あり。時間帯や季節によって作品が見られない場合あり)
交通機関：地下鉄東豊線福住駅から徒歩10分ほか
詳細：【電話】850-1000

■大通公園の彫刻
大通公園とその周辺には、数多くの彫刻があります。秋の風景を楽しみつつ、彫刻巡りをしませんか。

●作品の一部を紹介
▽イサム・ノグチ『ブラック・スライド・マントラ』8丁目
実際に触れて体験できる滑り台の彫刻。美しい曲線を描く芸術作品であるだけでなく、子どもたちの遊び場としても親しまれています。

▽本郷　新(ほんごうしん)『泉の像』3丁目
3人の踊り子が泉から立ち上がる姿を表現した彫刻。踊り子はそれぞれ異なる手の動きや表情をしています。

▽峯　孝(みねたかし)『牧童(ぼくどう)』3丁目
子どもと子牛が牧場で仲良く駆ける姿を表した彫刻。北海道の酪農文化の発展と重要性を表現しています。

所在地：中央区大通公園ほか
交通機関：地下鉄東西線大通駅か西11丁目駅下車ほか
詳細：大通公園管理事務所
【電話】251-0438

■秋の屋外を歩くポイント
・自然豊かな場所では、虫刺されにも注意。肌を隠したり虫よけスプレーなどを活用したりしましょう。
・天候や気温の急な変化に特に注意。羽織れる服や、傘などを持って歩くと安心です。

■アート作品鑑賞のポイント
・作品を見る上で決められたルールを守りましょう。皆さんが気持ちよく鑑賞できます。
・作品を見る時は、その作品が作られた背景を調べることで、作品をより深く楽しめます。

市内には他にも、紅葉やアート作品を鑑賞できる場所がたくさんあります。ぜひお出かけして、秋の札幌を満喫しませんか。