市では、共生社会の実現に向けた取り組みを進めるために、「(仮称)札幌市誰もがつながり合う共生のまちづくり条例」の素案を作りました。皆さんのご意見をお聞きしながら検討を進めていきますので、ぜひご意見をお寄せください。
■市が目指す共生社会とは
高齢者や外国人市民の増加、価値観や生活様式の多様化などの昨今の状況を踏まえ、差別や偏見がなく、誰もが互いにその個性を尊重し能力を発揮できる、多様性と包摂性(ほうせつせい)※が強みとなる共生社会を目指しています。
※誰も排除せず、みんなが一緒に参加できるようにすること
■4つの基本的な考え方
共生社会の実現に向けて、みんなで取り組んでいくための条例の内容を検討中です。検討に当たっては、次の4つの基本的な考え方を基にしています。
▽多様性を尊重したまちづくり
誰もが自分の個性を大切にして暮らし、能力を発揮できるように、お互いがこれまで以上に多様性を尊重する
▽包摂的なまちづくり
誰もが社会から孤立することなく安心して生活できるように、障壁となるものを取り除く
▽市・市民・事業者との協働による共創
市・市民・事業者のそれぞれが持つ役割を理解し合い、あらゆる場面で連携・協働して取り組む
▽未来につながる取り組みの推進
次世代を担う子どもをはじめとする、さまざまな世代が参加しやすい取り組みを続け、発展させる
▽具体的な取り組み例
・学校や公園、道路などを誰もが利用しやすいように改修
・車いすを使う方などが移動しやすい経路の情報発信の充実 など
■皆さんの意見を募集しています
▽意見の提出方法
区役所、市役所5階ユニバーサル推進室、ホームページなどで配布中の素案をご覧の上、11/29(金)(必着)まで
▽素案の内容をまとめたパネル展
パネルを見て、会場でも意見を提出できます。
日時:
(1)11/22(金)、23(祝)9時30分~17時、24(日)9時30分~16時
(2)11/26(火)10~17時
会場:
(1)はアクセスサッポロ(白石区流通センター4、にぎわい市場さっぽろ2024内)
(2)は駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)憩いの空間北1東
申込:当日直接会場へ
詳細:ユニバーサル推進室
【電話】211-2361
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