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自治体の皆さまへ

《特集》新春対談 夢見る未来の実現に向かって(2)

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北海道札幌市

■現在行っている活動
市長:小野さんは引退されてから、主にどのような活動をしていますか。

小野:今は、小学生向けに、サッカーの楽しさと気候変動の現状を知ってもらう活動をしています。このままだと、そう遠くない未来に、気温が上がり過ぎて屋外でサッカーができなくなってしまうかもしれないですからね。僕自身も勉強中ですが、これからのためにまずは身近なできることに取り組んでいこうと、話をしています。

市長:猛暑や豪雨の影響によって屋外でスポーツができなくなってしまうと、そのスポーツに関わる夢を持つのが難しくなることも考えられますよね。子どもたちが持てる夢の選択肢を減らさないためにも、現在の環境を守り、未来につなげていく行動を一人一人が取っていくことはもちろん、市としても取り組みを進めることがより重要だと感じます。

小野:気候変動の現状を知っているだけか、知った上で行動するかでは大きく違います。実際に行動へ移すかどうかは、僕の言葉を聞いてくれた人たち次第になりますけど、地球環境を守るために取り組んでもらえるように、僕にできることを続けていきたいなと思っています。簡単ではないと分かっていますが、今の子どもたちや未来の子どもたちが活躍できる環境を残していきたいですね。

■これからの夢
市長:小野さんのお話を聞いて、子どもたちに夢や目標を持って、それを実現してもらうには、さらに多くの挑戦や体験ができる機会をつくるとともに、未来のためにも地球環境を維持していくことが大切だとあらためて感じました。

小野:子どもたちの可能性が広がるきっかけとして、いろいろなことを経験するのが大事なので、多くの挑戦や体験ができる機会は、できれば小学生ぐらいの早い年齢のうちにあれば良いのかなと思います。

市長:多くの選択肢の中から自分のやりたいことを見つけて、夢の実現に向けて行動できるように後押しをしていきたいですね。その上で、健康や環境に関する社会課題などを一緒に解決したり、みんなで街全体を盛り上げたりして、一人一人の気持ちも豊かになるような、次世代へ続くまちづくりを進めていきたいです。最後になりますが、これからの小野さんの夢は何でしょうか。

小野:見ている人をわくわくさせるようなサッカー選手がたくさん出てきてほしいですし、サッカーの楽しさを伝える活動の中で、子どもたちがより人間性を高めていくきっかけもつくってあげられたら良いなと思っています。ささやかながら、子どもたちが未来を切り開いていく手助けをこれからもしていきたいですね。

市長:札幌で子どもたちが自分らしく活躍できる環境をつくっていくことも、私の使命だと思っています。将来的に、小野さんのような、世界で活躍する子どもたちが増えていくことにも期待したいですね。

・小野伸二さん
静岡県出身。国内外のチームでプレーし、2014年に北海道コンサドーレ札幌へ加入。2023年12月の引退後は北海道コンサドーレ札幌の「One Hokkaido Nexus Organizer(ワンホッカイドウネクサスオーガナイザー)(O.N.O)」へ就任し、サッカーの魅力を伝える活動をするなど活躍中。

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