市民の皆さんと市長が対話する取り組みを紹介します。
■「市長と語ろう!サッポロスマイルトーク」を11月23日に開催しました
市政に関するテーマについて、市民の皆さんと市長が対話。率直な意見交換を通して、市政に生かすとともに、参加者に市政への理解や関心を深めていただく取り組みです。
●第3回 まちづくり活動について
▽話し合われた内容の一部を紹介
学生から:観光客のマナー違反などが市民の生活に悪影響を及ぼす、いわゆるオーバーツーリズムが心配。観光客が楽しめる街と、市民が暮らしやすい街の調和をどう考えているか。
市長から:例えば定山渓の方では、観光客向けと市民向けでバスを分けるなど、できるところから対策を始めている。人口が減少していく中でも市内の経済を保つには、観光客に来てもらうことが重要なので、ちょうど良いバランスを探していきたいと考えている。
学生から:大通公園に、もっと若者や仕事帰りの人などが集まって、楽しめる場所になれば良いと思う。
市長から:公園をエリア分けして、憩いの場としての静けさを感じたい人も、にぎわいを楽しみたい人も満足できる場所にしていきたい。
学生から:市民の健康寿命延伸のためには冬の健康づくりが大切になってくると思う。屋内の施設を活用して、ウオーキングなどの運動を推奨する取り組みを進めたら良いのではないか。
市長から:高齢者はもちろん、全ての年代において冬に体を動かせる場所があることは重要。企業などとも協力しながら、冬の健康づくりを推進していきたい。
学生から:地域での学生の出番をもっと増やしたいと思っている。学生の参加を求める声はよく聞くけれど、学生とひとくくりにするのではなく、どんな人を求めているのかが分かりやすければ良いと思う。
市長から:学生のどういうところに期待しているか、どのような人に来てほしいかが具体的に分かれば、自分も参加してみようかなと思えるはずなので、分かりやすい発信を心がけていきたい。
学生から:まちづくり活動に興味があっても、どうやって参加したら良いか分からない人もいると思う。また、学生だけでの活動に限界を感じることもあるので、学生以外の人も一緒に活動できる仕組みを作りたい。
市長から:団体などに所属していなくても、空き時間を使って気軽に活動へ参加できるように周知することが大切だと思う。また、NPO法人として活動している団体などもあるので、そういった方たちと学生が情報共有できる場を増やしていけると良い。
詳細:市民の声を聞く課
【電話】211-2042
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