中ウォークんの新庁舎へGO! 第4回

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令和7年2月に完成予定の中央区役所の新庁舎について、中ウォークんが完成までご案内します。※不定期連載

◆今回のテーマ　環境への配慮
先進技術を活用した「省エネ」庁舎で二酸化炭素の排出が少ない「低炭素」なまちを実現

◇point1　エコなエネルギー「下水熱」
下水熱とは、下水道管を流れる「下水」が持つ「熱」エネルギーのこと。札幌の下水の水温は冬場でも10度以上と、氷点下に冷え込む外気よりも温かい状態が保たれています。
新庁舎では、私たちの足元に潜んでいるこの「下水熱」を取り込み利用します。
寒冷地に適した技術で、環境にも優しく、維持費も節約できるようになります。

・札幌の下水と外気の平均温度

「雪を溶かすのにぴったりなんだね」

他にも省エネ技術がたくさん。
区HP見てね!
※本紙P5二次元コード参照

◇point2　下水熱でロードヒーティング
新庁舎南側の南3条通の地下を走る口径260cmの下水管の底に、採熱管を通して不凍液を循環させ、区役所外周の歩行者通路や駐車場出入り口のロードヒーティングの熱源とします。余った熱は、建物内の暖房にも使われます。

・下水管の断面
・下水熱利用の仕組み
※本紙P5参照

問い合わせ：市民文化局区役所整備担当課
【電話】211-2176