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自治体の皆さまへ

ていぬが突撃インタビュー!町内会のリアル

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北海道札幌市手稲区

手稲区には192の町内会・自治会があり、地域の暮らしを支えるために、日々活動しています。今回はそんな町内会のうち、手稲区で最も新しい町内会に「ていぬ」がおじゃまして、取り組み内容や工夫について、お話を聞いてきました!
町内会に加入している方もそうでない方も、ていぬと一緒に町内会活動について考えてみませんか?

■話を聞かせてくれたのは…
ウィズランド手稲前田町内会役員の皆さん!
山田 祐希美(やまだ ゆきみ)会長
柴崎 知子(しばざき ともこ)副会長
ウィズランド手稲前田町内会:2022年4月設立。地区計画の変更により2019年以降新たに住宅地として開発された前田7条11丁目内の一角の町内会。110世帯が所属。前田小学校に近く、子育て世帯の割合が高い。

・今日はよろしくお願いするです!さっそくですが、町内会ができるまでのお話をおしえてくださいです。
・家を買った時から「町内会がないから作る必要がある」ことを不動産会社に聞いていました。当時は人ごとだと感じていましたよ。
その後、不動産会社経由で2021年11月に班長を決めるための会議がセッティングされ、町内会設立のための準備が始まりました。班長の次に役員決めをしたのですが、なかなか決まりませんでした。けれど最終的には「誰かがやらなきゃならない」という考えになり、会長を含め役員が無事に決まりました。

・おしごとや子育てをしている方も多い、と聞いたです。両立するための工夫はあるですか?
・役員の負担を軽減する工夫を、色々やりました。一番やってよかったのは、町内会内の連絡手段を基本的にLINEのグループチャット(※)にしたことです!ごみステーションの清掃・除雪を班長だけの仕事にせず当番制にしたことや、子どもを連れて役員会議に参加できる雰囲気にしたことも大きいです。
※LINEはスマホ・PCで使える無料のコミュニケーションツール。同時に複数人とやりとりできる機能を「グループチャット」という

・LINEのグループチャットにすると、どういうところが便利になるですか?
・連絡が素早くすみずみまで行き届くことです。
回覧板用に紙の資料を作成する手間も省けます。
時間を合わせなくても、お互い手が空いたときにやりとりできるので、何かを決めるのも楽です。
役員同士・各班それぞれグループチャットを作って使っています。グループチャットがあることで、近所の方と関わりやすくなりました。

・これまでの活動のなかで、印象的なエピソードはあったですか?
・最初の年はまだコロナ禍だったため、2年目(2023年)から本格的に連合町内会主催の行事に参加しました。前田周辺地域の花壇への植栽や、「前田ふれあいまつり」、北海道マラソン大会の給水ボランティア、パークゴルフ大会など…。初めてで慣れない中、一生懸命に取り組んだので、どれも思い出深いです。
中でも一番やりがいを感じたのが「前田ふれあいまつり」です。ビンゴ大会があったのですが、カード代を町内会が負担することで、子どもたちが無料でビンゴ大会に参加できるようにしました。そうしたら、たくさんの子どもたちがビンゴ大会に参加し、楽しんでくれました!子どもたちの喜ぶ顔を見られるのも、町内会活動の醍醐味(だいごみ)ですよね。

・町内会があってよかったと感じることはあるですか?
・町内会ができてから、近所の人と顔見知りになれて、安心感が増しました。悩みなどを共有できる関係にもなれました。地域の子どもたちのことを大切に考えている人が、たくさんいるのを知れたことも良かったです。

・最後に、これからの抱負を一言お願いするです!
・これからも、子どもたちが安心してのびのび暮らせるように、さまざまな取り組みを行っていきます。
年齢層も若く、新しい町内会として、地域に貢献できるように、頑張っていきます!

◆町内会でデジタルツールを活用するための支援をしています
LINEの使い方やスマホの活用方法を、近くの会館や移動型スマホ教室車両で学べる「町内会スマホ教室」を実施しています。

問合せ:市民文化局市民自治推進課
【電話】211-2253

◆町内会のいろいろな取り組みを「マチトモNavi」で紹介しています
町内会活動の例を動画で紹介しています。お住まいの地域の町内会を検索し、そのまま加入希望を伝えることもできます。
「マチトモ」で検索

問合せ:地域振興課
【電話】681-2445

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