・言われたことを何も覚えていない…
・理由もなく急に怒り出す…
・何もわからなくなってしまう…
・なんでもしてあげなきゃいけない…
みんなが自分事として捉えて、認知症について知っておくことが大事だよ
認知症:さまざまな脳の病気によって脳の神経細胞の働きが徐々に低下し、認知機能(記憶や判断力)が低下して、社会生活に支障をきたした状態をいいます
■認知症は物忘れだけの病気ではありません
例えば…
・段差がとても高く感じる
・小銭を見分けて取り出すことが難しくなる
・人の話が倍速のように聞こえる
など
■認知症になっても、その人の個性や人間性などは変わりません
これまでどおり好きなことをしたり、人と交流したりしながら、その人らしく暮らしていくことができます
■認知症の方の気持ち(一例)
自分の話を聞いてもらえない
できないことばかり見られて辛い
認知症と診断されてから、できることも取り上げられてしまった
■認知症の方と接するときに大切なこと
・否定しない、責めない
・視野に入って声をかける
・穏やかに、はっきり優しい口調で
・できる部分を応援、できない部分はサポートする
*周りの接し方次第で、症状が和らぐこともあります
■周囲の人は症状を知ったうえで、「認知症の人」ではなく、1人の人として接することが大切です
▽区役所でイベントを開催しました!
9月7日、認知症の方が実際にどう見えているかを体感できるVR(仮想現実)体験と認知症講座を開催しました。参加者はゴーグルを装着し、階段を下りづらい感覚や歩行が不安定となる状況を疑似体験。「認知症の人はこんなに大変なんだ」などの感想が聞かれました。
・VR体験会参加者の様子
・案内チラシ
▽認知症の相談窓口
・第1地域包括支援センター(北野、平岡地区)【電話】888-1717
・第2地域包括支援センター(清田中央、清田、里塚・美しが丘地区)【電話】887-5588
▽さらに詳しく
・札幌市認知症ナビ…認知症の症状や相談の目安など
・清田区認知症ナビ…認知症サポーター養成講座・男性介護者のつどいなど
問合せ:保健福祉課保健支援係
【電話】889-2042
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