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自治体の皆さまへ

今月のやまベェフレンズ 第37回

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北海道札幌市西区

約22万人が暮らす西区。まちづくりを盛り上げるために活躍する「やまベェフレンズ」を紹介するよ!

総務大臣から委嘱(いしょく)された民間有識者の「行政相談委員」。国の行政活動全般に関する苦情や相談を受け付け、相談者に助言を行ったり、関係機関に改善を働きかけたりするなど、より良い暮らしのためにボランティアとして活動しています。今回は、西区で精力的に活動する前田さん・守屋さんに話を聞きました。

◆「あなたのお悩み、解決をお手伝いします」行政相談委員
・前田 妙子(まえだ たえこ)さん
・守屋 伸恵(もりや のぶえ)さん

◇行政相談委員になったきっかけを教えてください!
前田:もともと、ボランティア活動や町内会の活動などに携わっていて、ボランティア活動の仲間から紹介していただいたのがきっかけです。始めは、自分が役割を果たせるのか不安でしたが、皆さんに支えられて10年近く活動を続けられています。
守屋:縁があって職場のつながりで推薦いただきました。本業は許認可申請などの書類作成に携わる仕事をしていて、仕事柄、いろいろな人から相談を受けることが多く、そこで培った聴く力を生かして地域の力になれるのであればと思い、今に至ります。

◇どのような活動をしているの?
皆さんが気軽に相談できるよう、月に2回、西区役所に窓口を開設しています。区役所で用事を済ませた後などに「行政相談ってなんだろう」と、気になって訪れる人が多いですね。そもそも、どこに話をしたらいいか分からず困っている人がほとんどですので、まずは、一人一人の話を丁寧に伺うことを心掛けています。相談の結果、国の行政機関に対する内容であれば私たちがお受けしますし、そうでない場合は、札幌市をはじめとする他の適切な行政機関を案内するなど、解決のお手伝いをしています。
また、町内会や自治会など、地域の人たちから直接相談を受けて活動をすることもあります。

◇身近なことでも相談できますか?
一例ですが、雪解け後のマンホールや歩道の点字ブロックの整備など道路の関係や、健康保険や年金に関する福祉の関係など、生活に直結する内容が多く寄せられます。国や市など相談内容を管轄する機関へつなぐため、必要に応じ現場に赴いて状況を確認するなど、情報収集が大切です。

◇相談内容は多岐にわたりますね。
毎日が勉強です(笑)。普段の仕事や地域での活動を通して解決のためのヒントを得ることもあります。

◇大変だけどやりがいがありそう!
問題が解決し笑顔になった相談者の姿を見ると、こちらもつい笑顔になります。月並みですが「ありがとう」と掛けていただく感謝の言葉が、活動を続ける原動力です!

◇最後にひとことお願いします!
「行政相談」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実は、毎日の生活のあちらこちらに、行政の仕事が関わっています。どんな小さなことでも構いません、私たちが力になりますので、ぜひ気軽にご相談ください。

毎月第2・第4月曜日13時~16時は、西区役所1階(7)番窓口横相談コーナーに「行政相談窓口」を開設中です!

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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