約22万人が暮らす西区。まちづくりを盛り上げるために活躍する「やまベェフレンズ」を紹介するよ!
持続可能な世界を実現するための国際的な目標SDGs。西区では、身近なところからSDGsを考え、多くの方が17の目標を意識するきっかけとなるよう西区SDGsフォトコンテスト(以下、フォトコン)を実施しています。今月は第1回(2020年)と第2回(2021年)にグランプリを受賞した内山さんに話を伺いました。
◆西区SDGs(エスディージーズ)フォトコンテスト 2020・2021グランプリ
内山 宏(うちやま ひろし)さん
▽フォトコン2020グランプリを受賞した作品は、高校の美術部員がJR高架下に描いた絵画を撮影したものでした。
当時は、SDGsについて詳しく知らず手探りで、被写体を探している時に、高架下の壁画を偶然見つけました。薄暗い場所が絵のおかげで明るくなり、通る人を温かい気持ちにさせてくれると感じました。まちづくりを幅広い世代で行っていけたらという思いを込めています。天候や時間帯で見え方が変わるので、何度も通って撮影しました。受賞したときはうれしかったですね。
▽2021の作品にはどのような思いを込めましたか?
テーマを「リサイクル」として被写体を探しました。修理する人の力で放置自転車に命が吹き込まれ、再利用されていく様子が素敵だと思いました。
▽フォトコンに応募して変わったことはありますか?
SDGsを学ぶきっかけとなりました。またSDGsを通して、幅広い事柄に興味が湧き、学べば学ぶほど、もっと知りたいという気持ちが強くなります。今は、フードロスや下水道に興味があり、情報収集をして、現地に足を運び写真を撮らせてもらっています。
▽写真を撮るときのポイントは?
私は15年前から写真を始め、毎月千枚以上撮影しています。しかし、ただ撮影しただけではSDGsを意識した写真にはなりません。街を歩いていると見過ごしてしまうことも、SDGsを意識することで新たな風景が見えてきます。写真1枚でSDGsを表現するのは難しいのですが、撮影を重ねるごとにさまざまなアイデアが浮かび、楽しいですよ。
▽最後に一言お願いします。
今後も写真を通じて、SDGsの普及活動に役立てればと思います!
SDGsフォトコンテストについてはホームページをご覧ください。
問い合わせ:西区地域振興課
【電話】641-6926
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