今月は「自分たちのまちは自分たちで守る」の精神を基に、地域で防火・防災活動をしている、消防団を紹介します。
地域の安全・安心を守る一員として、一緒に活躍してみませんか。
■消防団とは
地域に密着し、住民の安全と安心を守るという重要な役割を持った非常備の消防機関です。団員は会社員や学生、主婦などさまざまな人々で構成され、それぞれ本業を優先しながら活動しています。
災害時は消防署と連携・協力して災害対応に当たります。
▽豊平消防団組織図(1本部6分団)
▽団員の職業割合(令和6年11月現在)
▽主な活動
・応急手当指導
・防火、予防啓発
・救出、救護訓練
■団員インタビュー
現在活動している現役消防団員に、お話を伺いました!
▽防水訓練、できます!
片岡佳恋(かたおかかれん)さん(大学生)
・入団したきっかけは?
高校生の頃にもらったチラシで消防団を知り、「放水訓練をやってみたい」と思い、進学後に入団しました。
・活動していて良かった事は?
AEDを用いた救命など、いざというときに、人を助ける技術を本格的に学べる事です。救命講習では指導する立場になるので、責任も感じますが、自信にもつながります。今後控えている就職活動でもアピールできる経験だと思っています
▽自分の成長を実感できます!
南條利美(なんじょうとしみ)さん(パート従業員)
・入団したきっかけは?
息子が参加していた少年消防クラブの関係の方にお誘いいただき、社会貢献につながると思い入団しました。
・活動していて良かった事は?
活動を通して、自分自身の成長が実感できることです。また、さまざまな人々と関わる機会があるので、見聞を広げることもできます。さらに仕事と両立がしやすい環境も魅力で、団員同士で協力し合いながら活動しているため、無理なく継続できていると感じます。
■教えて! 消防団のQ and A
Q.「消防団員」と「消防職員」の違いは?
A.消防団員は、非常勤特別職の地方公務員として活動しています。消防職員は専任の職員として、消防本部や消防署に勤務しています。
Q.どんな人がなれるの?
A.豊平区に居住または通勤・通学しており、18歳以上で心身ともに健康な方であれば、どなたでも入団できます。
Q.無償で活動しているの?
A.災害時の出勤や日々の訓練など、活動ごとに報酬を支給します。また、活動時の制服や特殊な装備は全て貸し出します。
Q.入団するには?
A.まずは豊平消防署へご連絡ください!
~入団までの流れ~
・電話またはメールで入団希望を連絡
↓
・分団長との簡単な面談を実施
↓
・採用決定後、消防団長より辞令交付
■団員募集中!
申込:豊平消防署予防課
【電話】852-2100【メール】shobo-toyohira-shomu@city.sapporo.jp
詳細:豊平消防署予防課(月寒東1-8)
【電話】852-2100
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