花のまち随想

1／31

東神楽町長　山本進

新型コロナウイルスへの対応が5類へと移行されてから1か月以上が経過し、今年は4年ぶりに運動会や体育祭にも顔を出すことができました。コロナ禍を経たこともあり、それぞれ午前中で終了するようになったり、学年を区切って実施したりと工夫しながら行っていましたが、子どもたちのはじけるような笑顔がとても良かったです。町でもさまざまなイベントや行事はコロナ禍前と同じように進める予定ですが、ふるさと運動会をやめて、スポレク健康ひろばに改めるなど、一部変更しながら進めていきますので、参加していただければ幸いです。
複合施設でも役場棟が一部完成したことから、窓口業務を除く多くの部署が改修された役場庁舎に移転しました。住民の皆様にはご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。今回の移転にあたってはDX(デジタルトランスフォーメーション=ICT技術を活用して業務の改善を図ること)を積極的に進めています。電子決裁などが進んだこともあり、書類の保管スペースや執務スペースを極力小さくし、共用スペースや会議室等を増やした結果、以前よりおおむね3割以上のスペースを削減できました。今後もDXを中心としながら役場の業務の効率化と住民サービスの向上を進めていきます。
コロナ禍前から継続しているものに「交通事故死ゼロ」があります。6月13日には「交通事故死ゼロ2500日達成・3000日目標町民集会」が開催されました。その際に、東神楽小学校の皆さんが次のように宣言しています。全文を掲載しますので、改めてみんなで交通事故防止に取り組みましょう。

〈交通事故死ゼロ3000日目標宣言〉
私たち、東神楽小学校では、交通事故に遭わないため、みんなで次のことを守ります。
・道路を歩くときは車道から離れて歩きます。
・道路を渡るときは右、左、右を見て渡ります。
・自転車に乗るときはヘルメットを必ずかぶり点検を忘れずに行い、歩行者の安全を第一に考えます。
・車に乗るときはシートベルトを必ず着用します。
・暗い時間帯や人通りの少ないところではなるべく一人で歩きません。
・見通しの悪いところでは周りをよく見て、安全に気をつけます。
今日ここに、交通事故死ゼロ3000日を目標に掲げ、家族や友達と声を掛け合いながら、交通安全に気をつけて生活することを宣言します。
令和5年6月13日
東神楽小学校6年ゆり組