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自治体の皆さまへ

花のまち随想

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北海道東神楽町

東神楽町長 山本進

初雪も降り、本格的な冬の到来です。インフルエンザや新型コロナウイルスの感染も大きく広がっているわけではないものの、感染が無くなっているわけではありません。体力を養いながら、風邪を含む感染予防にも配慮していただければと思います。
11月6日に、町立国保診療所が複合施設の北側の方に移転しました。新しくきれいな施設になりましたので、診療所にどんどんお越しくださいとは言いにくいですが、病気の際など必要なときに安心してご利用いただければと思います。9月から11月にかけて、文化関係の行事に多く参加させていただきました。コロナ禍を経て、やり方は多少変わったところはあるにせよ、発表の機会や鑑賞の機会が増えたことはとてもうれしいことです。
9月9日には、東神楽中学校の学校祭がありました。中学生が元気に学校生活を楽しんでいる姿を見ると、コロナ禍でなかなかできないことが多かった分、ほっとするとともに、その間にさまざまなことが進歩してきたことを実感しました。オープニングには、自分たちで撮影した動画を使い、会場にいる生徒と掛け合いをしたり、会場からもタオルを振って応えるなど、大いに盛り上がっていました。歌う曲は「学園天国」で、1974年の曲ですから、約50年前の曲です。当時私も小学生で、テレビでフィンガー5の歌う姿を見ていました。半世紀前の曲でも盛り上がるのは、やはり楽曲の力なのかなあと思うとともに、それを自分たちのものにしてしまう中学生のエネルギーに感激しました。
小学校の学習発表会は、公務の都合上、東神楽小学校しか参加できませんでしたが、過去に行われていた学芸会と異なり、子どもたちの成長が大いに感じられる発表が続きました。2年生はけん玉や縄跳びをしながら九九を発表したり、他の学年も、音楽やダンス、劇をしたり、子どもたちの頑張る姿に感動しました。過去の学芸会は、ともすれば、決まったシナリオの中で「やらされ感」もあったように思いますが、さまざまな演目に子どもたちの主体性が強く感じられました。コロナ禍でしばらく見ることができなかった分、新鮮に感じられるとともに、子どもたちのはじけるような笑顔がとても印象的でした。
この後も、認定こども園や地域行事も行われます。皆さまもさまざまな機会に参加していただければと思います。

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