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自治体の皆さまへ

ひがしかぐらの健康食育

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北海道東神楽町

◆適切な減量計画してみませんか
今年の夏は気温・湿度共に高く、外での運動は、熱中症の危険も高かったためウォーキングを始めとした運動を控えた方もいらっしゃったかもしれません。そのため、想定以上に体重が増えてしまったということはありませんか。少し涼しくなったタイミングで運動を再開された方も、これから運動を始めようと考えている方も「適切な減量計画」を立ててみましょう!

◇体重減少の目標量および食事制限と運動バランスを決定する
減量には、エネルギーバランスが大切です。エネルギーバランスとは、運動などで消費するエネルギー量と、食事などで摂取するエネルギー量のバランスです。簡単にいうと運動量より食事量の方が多ければ体重が増えます。
減量において大切なのは除脂肪量(筋肉、骨、内臓、血液の重さ)を維持した上で、体脂肪を減少させることが原則です。健康を目的とした標準的な減量では、体脂肪量と除脂肪量の減少の割合は3:1程度です。
目標体重を考えた時、運動または食事のどちらかに偏った計画では無理があります。食事と運動の両方で計画することにより、減量を無理なく継続することができます。運動初心者の方は食事を極端に減らすという無理な計画をしがちですが、急激な減量は除脂肪量の減少や心臓への負担が大きくなるなど弊害があります。

◇減量メニュー例
(1)ご飯を計りいつもより30g減らし、他は増やさないようにいつも通り食べる3食(3食で約145Kcal減)
※脂肪分が多いものはできるだけ控え、野菜を中心とした食事がオススメです。
(2)ウォーキング30分(約80~100Kcal減)
(1)+(2)1日:合計225~245Kcal減
1か月で体重約1~1.5kg減
※体格によって減り方は変わります。

雪が降り、外での運動が難しくなる前に、できることから実践してみてはいかがでしょうか。

教えてくれたのは…
健康食育コンシェルジュ 三澤美穂さん

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