花のまち随想

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東神楽町長　山本進

暑い夏が過ぎて急速に秋から冬へと季節が移ってきています。新型コロナウイルスとともに、インフルエンザの感染も聞かれるようになりました。新型コロナウイルスに関してはワクチンの集団接種も行っていますので、希望される方はお申し込みいただければと思います。
複合施設も徐々に整備が進んでいます。B棟のサークルなどの活動に使用する会議室につきましては、すでに利用できます。診療所につきましても11月から新しい施設で運営を開始する予定です。ただ、文化ホールにつきましては、一部工事が遅れ、ご迷惑をおかけしており、申し訳ありません。できるだけ早く利用できるように準備を進めてまいります。
最近さまざまな場面で講演や研修講師などをさせていただいています。10月も釧路市で開催された全国公民館研修大会兼北海道公民館大会でも、公民館のデジタル化について、お話しさせていただきました。人生100年時代となる中で、60歳を過ぎても働く人も多くなってきますし、人口減少社会の中では、高齢の方もできるだけ社会に参加してもらうことも必要になると思います。
また、80歳を超えても若々しく活動されている方も多くいます。世界最高齢のプログラマーとして知られる若宮正子さんは88歳を超えてもデジタル生活を楽しみ、本を書いたり、さまざまな地域で講演などの活動もしています。自分の趣味で恐縮ですが、イギリスのロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガー氏も80歳を超えていますが、若々しく、格好良いままで、最近ニューアルバムを出しました。80歳を超えてもなお憧れる存在でいることは、もちろんご本人の努力のたまものでもあるでしょうが、やはり年齢を重ねても元気でいられる時代になってきたのだと思います。その意味では、60歳を超えたシニア層の方や高齢の方がいかに健康で元気に生きていくことがこれから大切になってくると思います。
先日も東聖地区の敬老会に参加させていただきました。まだまだお若い方も多く、ひがしかぐら健康くらぶに加入されて、日々健康に気をつけている方も多くいらっしゃいました。社会に積極的に参加し、健康に気をつけて、毎日充実して生活できる地域社会をどう作っていくかが今後の課題だと思います。これは、行政だけでなく、地域内外のさまざまな方と一緒に進めなければならないことだと思います。