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自治体の皆さまへ

花のまち随想

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北海道東神楽町

東神楽町長 山本進

新型コロナウイルスの感染拡大した令和2年(2020年)以来4年ぶりに、さまざまなイベントが規制もなく開催されました。花まつりはあいにくの大雨でしたが、最後まで見てくれた方も多く、川中美幸さんも出演してくれた歌謡ショーは大いに盛り上がりました。
また、各地区の盆踊りも復活し、東聖地区は残念ながら雨のため中止となりましたが、それ以外の地区の盆踊りは盛大に行われ、子どもたちや地域の方々の笑顔が広がっていました。やはり、お祭りやイベントはいいですね。コロナ禍前と全く一緒というわけにはいきませんが、交流が広がり、本当に楽しめました。実行委員会や携わってくれた皆さま、参加された皆さまに心から感謝を申し上げます。
コロナ禍でさまざまなものが影響を受けましたが、健康もその一つです。新型コロナウイルス感染防止のため、行動制限がなされ、外出せずに家にこもることも多くなりました。このことによって、若くて健康だと思える方にも影響が出ているようです。
一般社団法人生活習慣病予防協会が行った実態調査によると(以下、同協会のホームページから引用)、フレイル(加齢に伴い、筋力や心身の活力が低下し、介護が必要になりやすい、健康と要介護の間の虚弱な状態)およびプレフレイル(フレイルの一歩手前)については、今まで高齢者を中心に対策していましたが、若い世代にもフレイルになる恐れが広がっていることが指摘されています。この調査では、回答した医師の8割以上がフレイルに該当する患者の増加を指摘し、年齢別では、40~50代での増加も目立ち、中でも、50代男女では約36%の医師が増加を指摘しています。さらに医師の75・5%が、働き世代でプレフレイルが増加していると回答し、男女ともに40代以降で急増(40代で男女ともに約4割、50代で男女ともに5割超)となっています。
しかし、これは日々の習慣などで改善が可能です。運動を習慣化すること、それによって筋肉量を維持すること、そして十分な睡眠と栄養バランスが重要と考えられており、特にタンパク質の摂取が大事であるとされています。
健康寿命を延ばすためには、若い時期から、運動や食事などを意識して生活することが大事です。自戒しながらも、改めて健康政策に取り組んでいこうと思っています

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