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日常に彩りを 花のまちNEWS

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北海道東神楽町

◆01 ウィンターガーデン
最近、耳にすることが多くなった「ナチュラリスティックガーデン」。気候変動や持続可能な社会を考える上で今世界の主流となってきているようです。使われる植物は、その土地に合った毎年植え替える必要のない宿根草、花だけでなく丈夫なオーナメントグラスなども多く使って、より自然に見えるよう植栽されます。従来のように花のピークを追いかけるのではなく、春の芽出しから花後に実やタネを付ける様子、そして晩秋に立ち枯れるまで、四季によって変化する植物の一年をじっくりと観察して楽しむガーデンです。常に華やかである必要はなく、花が終わった後の姿や、多様な色の変化を見せてくれるオーナメントグラスの美しさは十分人々の心を惹きつけ、花の少ない時期のガーデンも複数の色味が混ざり合ったニュアンスカラーで彩ってくれます。
長い冬の間、雪に閉ざされてしまう北海道のガーデンでは、宿根草は秋に株元から刈り取るのが一般的です。まだ十分美しい姿を刈り取ってしまうのがもったいないという気持ちと、冬のガーデンの姿を見てみたいという好奇心から、今年町内のガーデンでは試験的にオーナメントグラスを刈り取らずに残してみることにしました。いずれ雪の重みで倒れてしまうかもしれませんが、四季の最後、冬のガーデンがどんな表情を見せてくれるか観察していきたいと思います。

※オーナメントグラスとは…ガーデンのポイントやアクセントとして植えるのに適したデザイン性の高い草類。

◆02 フラワーアイスキャンドル
厳しい寒さの冬だからこそ楽しめる「アイスキャンドル」。今年はひと手間加えて「フラワーアイスキャンドル」を作ってみませんか?
牛乳パックやペットボトルなど身近にある物を利用して、お水の中にドライフラワーや押し花、木の葉っぱなどを一緒に入れて凍らせると、色鮮やかなアイスキャンドルが出来上がります。「アイスキャンドル花」で検索すると、さまざまな作り方が出てきますので、お気に入りの方法で作ってみてはいかがでしょうか。
2月10日(土)に全町で行われるイベント「アイスキャンドルをともそう」に向けてキャンドルが配布されますが、複合施設総合受付とふれあい交流館では、育苗センターで作った千日紅やラベンダーのドライフラワー、雪が降る前に摘み取ったパンジー・ビオラの押し花を数量限定で用意します。希望される方にお渡ししますので、フラワーアイスキャンドルもぜひ作ってみてくださいね!

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