令和5年12月22日に行われた第4回大雪地区広域連合議会定例会で、令和4年度の一般会計と3特別会計の決算が認定されました。その決算の概要についてお知らせします。
※決算額については、四捨五入処理をしているため、実際の決算額と異なる場合がありますのでご了承ください。
◆一般会計
一般会計では、広域連合職員の人件費や、構成町負担金の調整等を行っています。令和4年度は、6名の派遣職員と4名の専任職員で業務を行い、関係町・関係機関と協議を行いながら、住民サービスの向上を目指し効率的に事務処理を進めました。
◆介護保険特別会計
令和3年3月に策定した第8期介護保険事業計画(令和3年度から令和5年度)に計上された要介護高齢者数の将来推計などを踏まえ、高齢者が住みなれた地域で安心して暮らし続けられるよう、円滑な事業運営と給付の実施を進めました。
令和4年度介護保険特別会計歳出決算額のうち、介護給付費総額は29億720万円となり、受給者数は1601人で、前年度に比べ8466万円減額となりました。
なお、介護保険料については、介護保険事業計画に基づき、第5段階である標準的な年額保険料を7万5600円(月額6300円)としています。
◆国民健康保険特別会計
国民健康保険料については、北海道全体の医療費と市町村ごとの被保険者数や所得状況に応じて市町村に求められる北海道納付金がベースとなり料率を決定しています。
それぞれの市町村における医療費削減の取り組みが保険料抑制につながるとされますが、大雪地区広域連合の令和4年度国民健康保険特別会計歳出決算額のうち、療養給付費(費用額ベース)は、24億7842万円となり、前年比で8306万円減額となりました。
◆後期高齢者医療特別会計
後期高齢者医療制度は北海道後期高齢者医療広域連合が主体となって運営していますが、申請や被保険者証の交付、保険料の徴収事務などは大雪地区広域連合で行っており、納付された保険料や3町の被保険者にかかる医療給付費の負担等について特別会計により処理しています。
令和4年度後期高齢者医療特別会計歳出決算額のうち、療養給付費(費用額ベース)は46億2751万円となり、前年比で6699万円増額となりました。
[大雪地区広域連合歳入歳出決算額]
[介護給付費の状況]
[国民健康保険被保険者医療費の動向]
[後期高齢者医療被保険者医療費の動向]
医療費総額:46億2751万円
受給者数:5162人
一人あたりの医療費:89万6457円
[基金の保有状況(令和4年度末)]
介護保険事業財政調整基金:2億3135万円
国民健康保険事業財政調整基金:1億943万円
[保険料収納状況(現年分)]
お問い合わせ:大雪地区広域連合
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