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自治体の皆さまへ

花のまち随想

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北海道東神楽町

東神楽町長 山本進

1月1日に発生した能登半島地震では、いまだに多くの方々が避難生活を余儀なくされています。支援の輪も広がりつつありますが、一日も早い復旧・復興をお祈りするとともに、私たちもできる限りの支援をしていきたいと思います。
1月22日には新しくできた文化ホールで、定例表彰式・東神楽町130年記念セレモニーを開催させていただきました。定例表彰のみならず、今まで東神楽町の発展にご貢献いただきました皆さまを表彰させていただくとともに、東神楽町の歩みについて改めて先人の皆さまに感謝する機会となりました。
30年前は東神楽町開基100年記念として、さまざまな事業を行っており、当時役場入庁5年目の私も担当者として携わらせていただきました。大きな事業では、NHKのど自慢、花まつり、記念式典などで、タイムカプセルもその際に埋設していました。当時の上司からは、「30年後に役場にいるのは君だけだからしっかり頼むぞ」と言われており、その責任を果たせたことはほっとしております。タイムカプセルの中からは30年前に入れておいた資料などが出てきており、懐かしい思いで拝見しました。それぞれご協力いただいた町内外の民間企業や団体の方にも記念品をお渡しすることができて本当に良かったと思っています。
また、同じ日に複合施設の愛称などについても発表させていただきました。複合施設の愛称は「はなのわ」に、文化ホールの愛称は「花音(かのん)」になりました。これらは、町民の皆さまから応募していただいた中から選定させていただき、あわせてロゴマークなども発表させていただきました。ロゴマークは、2021年開催の東京五輪で競技種目を表すピクトグラムの制作を担当したグラフィックデザイナーの廣村正彰さんに担当いただき、すてきなデザインになったと思います。
東神楽町複合施設「はなのわ」も建築工事は大詰めを迎えており、3月11日に新たな役場スペースも開庁予定です。現在、複合施設では、診療所や薬局が開設され、サークル活動も含め、さまざまな方と回廊でごあいさつする機会が多くなりました。複合施設「はなのわ」は、住民の皆さんが行き来し、交流するという、当初の目的に近づいているように思います。まだ工事中でご迷惑をおかけしておりますが、ぜひお越しいただければと思います。

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