複合施設 はなのわ
文化ホール 花音(かのん)
2022年に募集した複合施設と文化ホールの愛称について、149件の応募があり、その中から「はなのわ」と「花音」が選ばれました。愛称の決定に伴い、1月22日(月)に文化ホール花音において愛称発表会が開催され、最優秀賞と優秀賞に輝いた受賞者が山本町長から記念品を受け取りました。
愛称発表会では、複合施設の愛称「はなのわ」のロゴマークも発表されました。ロゴマークは東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のスポーツピクトグラムのデザインを担当した廣村デザイン事務所代表のグラフィックデザイナー廣村正彰氏が制作。
廣村氏は「建物のコンセプトと愛称とロゴが見事に一体となっている」と話しました。
「はなのわ」の愛称を考えた旭川市内の高校に通う山本良太さんは「人と出会い、人の輪の暖かさを感じられる施設になってほしいと思い、名付けました。高校で建築を勉強しているので利用者を幸せにできる建築家を目指したい」と話し、阿部円花さんは「樹木や花に囲まれて、みんなが輪になる場所をイメージした」と着想を語った。
また、「花音」の愛称を考えた日本語学校講師の原部淳さんは「『花のまち』らしい漢字と、音楽用語の『カノン』を掛け合わせた」と話した。
複合施設の基本設計を行い、愛称選考委員も務めた建築家の藤本壮介氏は「日常生活の中で常に町民が立ち寄るような場所になってほしいと思い、設計しました。町民の発想がここで花開けばうれしい」と話し、今後の活用に期待を込めました。
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