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花のまち随想

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北海道東神楽町

東神楽町長 山本進

町長に就任して13年目になり、さまざまな公職にも就任することが多くなってきました。4月15日の上川町村会定期総会において、上川町村会の会長に就任いたしました。また、これに伴い、4月26日の北海道町村会の定期総会で、北海道町村会副会長にも就任いたしました。上川管内19町村の会長として、東神楽町はもとより、上川管内、北海道のためにも頑張っていこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。
さて、先月に引き続き、人口の話です。「消滅可能性自治体」もいろいろな反響を呼んでいますが、上川管内でも人口減少が進んでいるのは確かです。今から約50年前の1975年(昭和50年)の国勢調査では、東神楽町の人口は、5109人で、当時の上川管内20町村の中で、16番目になります。中央部8町の中では、最も少ない人口でした。当時、上川管内の町村の中で最も人口が多かったのは美瑛町で1万5000人を超えていました。その後、東神楽町では、宅地開発が進んで人口が増加し、2013年(平成25年)には人口1万人を突破。最も多いときには1万400人を超えました。しかし、他の町村では、ほとんどで人口減少が進み、当時の半分以下の人口になった町村も多くあります。そうはいっても、東神楽町でも、少子化の進行、高齢化に伴う死亡数の増加、10代から20代の若年層の転出などがあり、すでに人口減少に転じています。5月31日現在の東神楽町の人口は、9777人となり、うち57人が外国人となっています。それでも、現在では管内19町村で人口は2番目に多い町となり、一番多い上富良野町ともあまり差がなくなっています。
また、人口減少とともに深刻なのは、人手不足です。さまざまな業界で働いてくれる人が足りないという話をよく聞きます。役場も同様で、年々、受験者数が減少しており、合格者数の維持も難しくなってきています。加えて、中途での退職もあり、人材の確保は喫緊の課題でもあります。現在中途採用を進めておりますが、新卒に頼るだけではなく、中途採用も含めさまざまな採用の方法も考えなくてはならないと思っています。とはいえ、新規採用職員の試験はこれからです。東神楽町で働きたいと思う方はぜひ受験してください。詳しくは、広報やホームページでも掲載しますので、よろしくお願いします。

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