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花のまち随想

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北海道東神楽町

東神楽町長 山本進

今年の夏も例年通り暑さが厳しく、公共施設ではエアコンの利用が一般的になっています。町内の公共施設である複合施設はなのわもエアコンを完備しており、暑さが続く日にはクーリングシェルターとしてご活用いただけます。引き続き、熱中症には十分ご注意ください。
複合施設はなのわは8月30日にグランドオープンを迎えます。町民の皆さんと長期間にわたり議論を重ね、ついに形となりました。全国から視察に訪れる方も増えており、サイネージ(電子掲示板)やインターネットから公共施設を予約し、暗証番号で部屋の開閉するスマートキーなど、次世代の公共施設管理システムが導入されています。
また、役場業務のデジタル化も進展しており、北海道内でもトップクラスの取り組みだと自負しています。DX(デジタル・トランスフォーメーション)という言葉がさまざまな場面で聞かれますが、東神楽町では業務改善も含め、先進的に取り組んでいます。これにより、役場業務の効率化と住民サービスの向上にさらに努めてまいります。
話題は変わりますが、最近ではAI(人工知能)もさまざまな場面で注目されています。インターネット上で生成AIアプリに問い合わせると、瞬時に回答が得られるようになりました。
例えば、「東神楽町の良いところを挙げて」と尋ねたところ、次のような回答が得られました。
「東神楽町には多くの魅力があります。以下にその魅力を挙げてみます。(以下項目のみ掲載)
・美しい自然環境
・温泉地としての魅力
・良好なアクセス
・住みやすい環境
・農業と特産品
・地域イベントと文化
・観光スポットの充実
・地域の安全と安心
・持続可能なまちづくり
これらの要素が組み合わさり、東神楽町は自然の美しさと利便性、そして住みやすさを兼ね備えた魅力的な町です」とのことでした。
もちろん、これらの情報が正確であるかどうかは人間のチェックが必要ですが、このように便利になったことを実感します。先日、生成AIを活用し、中学生をはじめとする若い世代の人たちと共に「2050年ビジョン」を考えてみました。コンピュータと考える未来は、まだまだ希望の持てる未来だと思います。便利で効率的な社会でありながら、人と人との交流によって明るい未来となるよう期待するとともに、今の世代としてもしっかり頑張っていきたいと思います。

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