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自治体の皆さまへ

花のまち随想

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北海道東神楽町

東神楽町長 山本進

あけましておめでとうございます。
令和7年(2025年)の新年を迎え、町民の皆様にはお慶びを申し上げます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年は、複合施設はなのわのグランドオープンやコミュニティセンターの開設、大雪葬斎組合の事業ですが、新しい火葬場のオープンなど、長い時間をかけて住民の皆さんと議論しながら進めてきた事業が完成しました。今までさまざまなご意見をいただきながら進めてまいりましたが、ご協力いただいたことに改めて感謝申し上げます。おかげさまで、複合施設はなのわは、文化ホール花音など多くの皆様にご利用いただいております。また、診療所、薬局なども新たに民間の力を借りて運営しております。これからも町民の皆さんが利用しやすい環境づくりに努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。
複合施設前のフラワーガーデンは冬になり、いったんお休みの状態ですが、春に向けてすでに5万球の球根を植えており、雪解けからさまざまな花が芽吹き、きれいになっていく予定です。その変化もぜひ見ていただければと思います。
すでに報道されておりますが、東神楽町は、昨年12月に「街の幸福度自治体ランキング」で全国1位の栄誉をいただきました。この調査では、東神楽町が対象となった令和3年(2021年)から4年連続で北海道1位ではありましたが、今回全国でも1位となり、とても良かったと思っています。特に北海道は積雪寒冷地で、住みにくいと思われがちですが、初めて北海道内の市町村で全国一になったことは、北海道全体にとっても良いことだと思います。
幸福度は住民の皆さんが「住んで良かった」と思っていただけることが大切で、行政の力だけでできるものではありません。住民の皆さんが生涯学習・社会教育やボランティアをはじめ、さまざまな活動に主体的に参加していただいていることや、公民館や行政区・町内会などのコミュニティが維持されていることも大きな要素だと思っています。
現在、(仮称)地域自治推進条例の策定に向けて、さまざまな議論を積み重ねておりますが、そのような背景も鑑みながら進めていきたいと思っています。寒さが厳しくなりますが、体調管理にも気をつけていただき、元気に冬をお過ごしいただきますようお祈りしております。

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