花のまち随想

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東神楽町長　山本進

1月中旬までの状況ですが、今年は例年よりも雪が少ないように思います。ただ、全国的には大雪になる地域もあり、ゲリラ豪雨のように、地域に偏在して降っているようにも思います。町としても、除排雪には力を入れながら進めておりますが、道路への駐車をしないなど、住民の皆様にもご協力をお願いします。また、インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症も増えてきております。感染予防にも十分配慮してお過ごしいただければと思います。
先日、「街の幸福度ランキング2024」で全国1位になったことを書かせていただきましたが、町内外のさまざまな方から反響がありました。東神楽町は、寒冷積雪地で生活しにくい面もありますが、季節がはっきりしていて、ウインタースポーツをはじめ、冬ならではの楽しみがあったり、ダイヤモンドダストや霧氷など、他の地域では見られない寒冷地ならではの景色があったりと、冬をポジティブに捉えていくことも大事かと思います。冬のつらさも幸福に変えていく心の持ち方で乗り切っていきたいと思っています。この時期には雪かきもあり大変ですが、それも運動の一環と割り切って、歩数を増やせるように、私も取り組んでいます。
先日、札幌に行った際に、北海道神宮で毎日開催されているラジオ体操に参加してきました。休みの日だったのもありますが、100人以上の方が氷点下で、まだ暗い中、ラジオ体操に励んでいました。この場所では、ラジオ体操も第1、第2だけではなく、その前に10分程度ストレッチも含んだ軽い運動を行っていて、全体で30分近く運動しています。私も出張先で朝にジョギングをしていますが、行く先々でラジオ体操をしている方を見かけたり、時々参加もしています。東京の上野恩賜公園でも毎朝行われており、公園の中にはラジオ体操ブロンズ像があり、いわゆる聖地となっています。公園が円形になっているので、参加者も大きく広がりながら体操しており、健康への意識もそうですが、「おはよう」「元気?」といった会話が響いて、朝から爽やかな心持ちでいられます。ひじり野地区のひまわり公園でもひじり野6区町内会の方々が毎年春から秋にかけてラジオ体操を行っていますが、参加して体を動かすと同時にコミュニケーションを図れることも魅力の一つだと思います。寒い冬もまだ続きますが、春に向けて今から健康づくりにも取り組んでいただければと思います。