樹脂粘土クリエイター
濱道俊介(はまみちしゅんすけ)さん
◆他者からの気付きを、カタチにする楽しさを追求
▽オオムラサキの幼虫「大村さん」の生みの親
濱道さんは函館市の出身。「Cray’z Parade(クレイジーパレード)」の屋号で、札幌からクリエイターズマーケットに通うクリエイターの一人です。
代表作品の一つである「大村(オオムラ)さん」は、栗山町のシンボルであるオオムラサキの幼虫を、かわいらしくデフォルメした作品で、2018年に誕生しました。樹脂粘土で作られており、さまざまなイベントに現れては、ハロウィンの季節の衣装に身を包むなど、神出鬼没に顔を出す存在で、すっかり栗山町の生活の中に溶け込んでいます。
「虫が苦手な方にも関心をもってもらえるように、目や口をかわいくしてみました。オオカミやフクロウなども作っていましたが、大村さんの反応が特に良くて驚いています。いろいろな姿をした大村さんの反応を聞くのが、今の楽しみです」と語ります。
▽他者のアドバイスから形にする楽しさ
劇団員としての顔をもち、四半世紀に渡りライフワークとして活動する濱道さん。観客からいただくアドバイスを、次の演劇に活かすことが楽しみで、大村さんも町のひとのアドバイスから生まれたものです。
「私一人の作品ではなく、『栗山町のキャラクター』として、町の皆さんとの創作活動を通じて、愛情の中で育った大村さんになってもらいたいです」と、朗らかに話してくれました。
紹介しきれない内容は、栗山町公式note「くりやまのおと」に掲載
※二次元コードは本紙P.24をご覧下さい。
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