地域で輝く介護福祉学校と栗山高校に通う皆さんの様子をお届けします
◆世界観が変わる貴重な経験
加藤秀明(かとうひであき)さん
田中愛桜(たなかあいら)さん
長瀬楓果(ながせふうか)さん
(介護福祉学校2年)
教育課程の一環として行われている、福祉の先進地・フィンランドへの留学事業。
「世界観が変わる貴重な経験ができ、視野が広がりました」と話すのは加藤さん。滞在した16日間で、介護施設や幼稚園の見学・実習、福祉の授業への参加、異文化との交流など、有意義な時間を過ごしました。社会福祉士を目指す長瀬さんは「色々な国の福祉を知りたいと思い、応募しました。フィンランドでは障がい者と健常者の間に壁がなく、同じように過ごす姿が印象に残りました」と話し、田中さんからは「補助を受け、少ない費用で留学させていただけたことに感謝しています。皆さん親切な人ばかりなので、英語が話せなくても大丈夫(笑)こんなチャンスは滅多にないので、積極的な参加をおすすめします」と後輩へメッセージを残しました。
◆書道の奥深さを教わりながら
越前谷彩花(えちぜんやあやか)さん
岩崎美友(いわさきみゆ)さん
(栗山高校2年)
「2人とも、書道のセンスは光るものがありました」と話すのは書道部顧問の今渉(こんわたる)先生。
今先生からスカウトされ、高校から書道を始めた越前谷さんと岩崎さんですが、10月に行われた全道大会では、700を超える作品の中から、岩崎さんが優秀賞、越前谷さんは全国大会への出場を決める高等学校文化連盟賞を獲得するなど、素晴らしい成績を収めています。「弓道や百人一首をやっていたこともあり、元から和の雰囲気が好きでした。自分が努力した分だけ結果として返ってくるので、今は書道も大好きになっています」と話す越前谷さん。岩崎さんも「始めたころは筆で字を書くことに慣れていなかったので難しさを感じました。調子の悪い時も、先生が全体のバランスやポイントについて的確に教えてくれるので、もっと上手くなりたいというモチベーションに繋がっています」と笑顔で話します。
今後の目標を2人に聞くと、越前谷さんは「迫力のある良い作品を全国大会に向けて書きたいです」と話し、岩崎さんも「次の大会でも賞を取れるよう技術を磨き、良い作品を書いていきたいです」と強い決意を語ってくれました。
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