◆来年も希望に満ち溢れた一年に!
町民の皆さん、こんにちは。師走を迎え、日増しに寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
10月30日に、JAそらち南主催の「令和6年度新規就農者激励会」に出席しました。
本年度は、栗山・由仁両町で4人の方が新規就農され、またご成婚を機に、2人の奥様が就農されました。
本町の基幹産業である農業ですが、人口減少の影響を受け、農業経営体も平成初期の半分以下にまで減少し、担い手対策が急務となっております。
そのような中、今回の新規就農者をはじめ、全国的にも注目されている「そらち南さつまいもクラブ」や「高校生ファーマー中仙道怜さん」など、栗山農業の未来を背負って立つ若手農業者が活躍されています。
町としても、生産基盤整備事業など必要とされる事業を推進し、農業者皆さんの営農をしっかりとお支えするとともに、地域農業の持続的発展に努めてまいります。
11月17日から東京に出張し、全国の市町村長が参画する各種大会等に出席したほか、町が抱える諸課題の解決に向けた陳情要望活動を行いました。
長年の懸案である「国道234号整備促進」については、3年前に結成した地元期成会の皆さんと、国土交通省北海道局や道内選出の国会議員などに要望を行いました。
これまでの要望活動が実り、現在、国道234号沿線上に6カ所ある、危険交差点の改良拡幅工事が、順次進められています。
今後も、地元期成会の皆さんとともに、積極的な陳情要望活動を展開し、将来的な4車線化を含め、早期の事業完了を目指してまいります。
さて、今年も早いもので、残すところひと月となりましたが、一年を振り返りますと、町政においては、本町の情報発信の拠点となる「エフエムくりやま」の開局、また地域医療の中核を担う「栗山赤十字病院」の建替事業や農業基盤整備事業など各公共事業も、計画通り進んでいます。
さらに、ハサンベツ里山はじめ、唯一無二の栗山ブランドである豊かな自然環境を、未来永劫、守り続けていくための「栗山町ネイチャーポジティブ宣言」の表明など、新たな施策にも取り組んだところであります。
一方、町の行事においても、三大祭りの一つである「栗山秋まつり」をはじめ、3回目の開催となりました「くりやまハーフマラソン」など、いずれも盛会に開催することができました。ご協力いただいた多くの町民の皆さんに、心から感謝申し上げます。
3年半にわたり猛威を振るった新型コロナウイルスが収まり、町の最上位計画「第7次総合計画」において目標とする「みんなが元気なまち」の実現に向け、安定した一年を送ることができたと実感しています。
本年最後の町長コラムとなりました。来年もまた、心新たに全力で町政を進めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
来たる令和7年が町民皆さんにとって、希望に満ち溢れた一年となりますよう、心からお祈り申し上げ、一年間のお礼の挨拶といたします。
少々早いですが、どうぞ良いお年をお迎えください。
栗山町長 佐々木学
▽行事
・令和6年度新規就農者激励会
・国土交通省に国道234号整備促進要望
・札幌地下街オーロラタウンの栗山町物産展で特産品をPR
・鈴木直道知事へ栗山産新米の贈呈・PR
・町内24会場でのまちづくり懇談会
・株式会社シロとの企業の森林づくりに関する協定締結
・令和6年度社会福祉貢献者表彰式
・友田多喜雄さんご夫妻を偲ぶ会
▽来客
・日本料理店「味道広路」の酒井弘志さん、弘子さんご夫妻
・株式会社つうけんの白井芳明部長、株式会社シナジーの北田篤史本部長
・日本共産党栗山町委員会の皆さん
・ウクライナ支援活動に派遣される栗山赤十字病院の鈴木聡子さん
・空知総合振興局の鈴木賢一局長
・株式会社トクヤマの 横田浩社長
▽今月の主な動向
※変更の場合もあります。
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