地域で輝く介護福祉学校と栗山高校に通う皆さんの様子をお届けします
◆いつまでも学びを
石井彩女(いしいあやめ)さん
鈴木省吾(すずきしょうご)さん
(介護福祉学校1年)
介護福祉士を目指し職業訓練生として学ぶ鈴木さんと石井さん。
鈴木さんは元々営業マンとして活躍。「定年退職を機に、地元の由仁町に戻ってきました。現在66歳ですが、体が元気なうちは新しいことに挑戦したい気持ちがあり、介護福祉士の資格を取得して現場で働くことを目指しています」と話します。
石井さんは栗山町在住。普段の学生生活について伺うと「私は3人の子どもを育てながら学んでいるので、家庭と勉強の両立が大変な時もあります。それでも、授業に出られなかった時には、同級生がプリントを見せてくれたり、先生がフォローしてくれたりと、周りの人の支えもあり、学びやすい環境を作って貰っています」と話します。「ちなみに、鈴木さんは皆の人気者です」と教えてくれた石井さん。鈴木さんは「人気者かは分からないけど」と照れつつも「他の学生には、試験でも負けたくない気持ちでいます!この年齢になっても新しい発見がたくさんあり、充実した日々を過ごしています」と笑顔です。
「制度として職業訓練生は恵まれた環境で学ぶことができます。年齢関係なく、皆さん入学してほしいなと思います」と声を揃えて話してくれました。
◆最後の夏に向けて
ブレナン海(かい)さん
丸岩希莉斗(まるいわきりと)さん
(栗山高校2年)
現在、2年生2人、1年生1人の計3人で活動するバスケットボール(以下、バスケ)部のブレナンさんと丸岩さん。大会は他の部から助っ人の力を借りて出場していますが、9月には念願の公式戦1勝を果たすなど、チームは着実に力をつけています。
高校からバスケを始めたというブレナンさん。「バスケは体力勝負ということもあり、練習がキツイと感じることもありますが、試合で結果を出せるとやりがいを感じます。ゴール下でリバウンドを取れた時が一番嬉しいです」と笑顔で話します。
丸岩さんに今後の目標を聞くと「私たちにとっては、次の夏が高校生活最後の大会です。来年は、バスケ経験者が入部する話もあるので、最後の夏に良い結果が出せるよう、努力を続けていきます」と意気込みを話してくれました。
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