■青少年海外派遣事業
次代を担う中高生を海外に派遣し、豊かな感性や創造力豊かな青少年を育成する少年ジェット「希望の翼」。今年は1月5日から13日までの9日間、オーストラリアのパースで行われました。今回派遣されたのは、中学1年生~高校2年生の10人。昨年10月から9回、事前研修を行い、英会話を中心に海外研修の準備をしてきました。現地では1人1世帯、4泊5日のホームステイを中心に、英語レッスンや造幣局「パースミント」などの各施設見学などさまざまな体験を通して学習。日本との違いを肌で感じ、目に見えないたくさんのお土産を手に入れて栗山に戻ってきました。
1月5日(金) 出発式
1月7日(日) ホストファミリーとの休日
1月8日(月) 英語レッスン
1月10日(水) 現地の学生たちとの交流
1月11日(木) ロットネスト島で交流
1月13日(土) 帰国・解散式
◆派遣団員の感想
▽[団長]栗山高校(1年) 盛川 琴音(ことね)
楽しみな半面、不安もありましたが、ホストファミリーと一緒にジェンガをしたり、外食をしたことなど、全てが素敵な思い出になりました。最後にお別れの手紙を渡す時、泣きそうになるくらい濃い時間をパースという街で過ごせたことが本当に幸せです。このような貴重な機会を設けてくださった方々に感謝し、この経験を今後に活かしていきたいです。
▽[副団長]札幌第一高校(2年) 櫻間 太一(たいち)
最初はホストファミリーと仲良くなれるか不安でしたが、たくさん話をするうちにお互いの距離が縮まり、現地の動植物の名前や特有の表現を知ることもできました。また、日本にはないきれいなビーチや現地特有の動植物を生で見ることができてとても興奮しました。研修の参加を通して、英語力の向上、現地の人との交流でしか得られない多くの経験ができました。
▽立命館慶祥高校(2年) 周田 俊誠(としなり)
1番の学びはホームステイでの生活です。印象に残っているのが、ホストマザーが作ってくれた伝統的な食事です。一緒に談笑しながら食べたことが家族の一員になれたような気がして、海外研修の不安な気持ちも和らぎうれしい気持ちになりました。英語に苦戦することもありましたが、上手くいかなかったことも自分の財産として今後の成長に繋げていきたいです。
▽栗山高校(2年) 田上 陽花(はるか)
この研修でコミュニケーションの楽しさを学びました。去年の派遣団は2人組でのホームステイであったようですが、今年1人でホームステイをすると聞き、とても不安でした。ですが、ホストファミリーは私に優しく接してくれて話すことがとても楽しく感じました。最初こそ不安はありましたが1人でホームステイをすることによって自分で考え話す力が身につきました。
▽札幌南高校(2年) 橋元 健太朗(けんたろう)
ホストファミリーとの会話を通じて、自分の英語力でも海外の人と意思疎通ができることに気づき、自信を持つことができました。多くの試練を乗り越え、自分たちでやり遂げたことが大きな経験です。この経験を活かし、さらに他の国へも挑戦したい気持ちが湧きました。パースという素晴らしい街でホームステイができたことに感謝しています。ありがとうございました。
▽札幌東高校(1年) 丸山 士道(しどう)
この研修では文化の違いを実感することを目標としました。オーストラリアは景観がきれいで自然を感じることができました。また、美味しい飲食物も多く、特にオレンジジュースは最高でした。平屋が多く、水が貴重な資源だったりと日本と異なる点もありました。全ての経験が日本ではできないもので、とても良い研修ができたと感じています。
▽岩見沢緑陵高校(1年) 水口 優衣(ゆい)
研修では英語が聞き取れず焦ることもありましたが、常に笑顔を忘れないように現地の方とコミュニケーションをとりました。研修を通して英語のリスニング力が上がったことをとても実感しています。不安なことや上手くいかないこともありましたが、たくさんの経験は自分の成長と将来に確実に繋げることができました。関わってくださった全ての方に感謝しています。
▽栗山中学校(2年) 腰本 穂依(すい)
最初はコミュニケーションがうまく取れるかとても不安でした。しかし、ホストファミリーが積極的に話しかけてくれたので、すぐ環境に慣れることができ、徐々に自分からも話しかけることができるようになりました。私のことを支えてくれた家族、教育委員会のスタッフの皆さん、その他この研修に関わってくれた方々には感謝してもしきれません。
▽栗山中学校(2年) 塚本 紗雪(さゆき)
現地に行くまでは英会話が不安でしたが、関わった方々みんながとても優しく、なんとか会話をすることができました。ホストファミリーや現地のコーディネーターに色々なところに連れて行ってもらい、たくさんの人たちに出会い英会話をすることで、コミュニケーション力が確実に上がったと思います。このメンバーでパースに行けて本当に良かったです。
▽栗山中学校(1年) 山本 美緒(みお)
ホストファミリーとの時間で英語がわからないときは、ゆっくり話してくれたり、ジェスチャーで頑張って伝えてみたり、不安だった会話も意外とできました。また、自分からもたくさん質問することに挑戦しました。わからないことや、間違えたこともありましたが、これを機にもっと英語を話せるようになりたいと思えました。楽しくたくさん学べて良かったです。
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