地域で輝く介護福祉学校と栗山高校に通う皆さんの様子をお届けします
◆ものづくりの視点から介護を考える
中林 聖翔(なかばやしまさと)さん
須河内 奏太(すがうちそうた)さん
(北海道介護福祉学校2年)
介護の課題をものづくりの視点で考える「地域活動研究・生活支援グループ」で活動する二人。ものづくりDIY工房「ファブラボ栗山」協力のもと、防災をテーマに避難所での介助を想定した福祉用具を制作しました。
須河内さんの班では段ボールベッドの使用を想定し「力の弱い高齢の方でも組立てをスムーズにしたい」と考え、留め具を開発。もともと建築関係での経験もあり「得意分野で理想の用具ができてよかった」と話します。
一方、中林さんの班では「マグネット式トイレの手すり」を開発。アイデア出しにかなり苦労したと話しますが「トイレを空間として考え、ホワイトボードなどで仕切る仮設トイレスペースを想定しました。足腰の悪い方の立ち座りを補助する用具案が浮かびました」と振り返ります。
自分たちのアイデアを形にすることができた二人。本内容は活動報告会(折込チラシ参照)でも発表予定です。
◆白熱した試合!栗山高校球技大会が行われました
栗山高校で冬の一大行事「球技大会」が12月22日、スポーツセンターで行われました。
3年生が引退し、新体制となった生徒会を中心に企画や当日の運営を担当。生徒会長の田上陽花(はるか)さんは「怪我をしないように全力で楽しんでください」とあいさつしました。
種目はクラス対抗ミニバレーボール。男子9チーム、女子15チームが予選と決勝トーナメントを行い、男子は3年2組、女子は2年1組が優勝しました。
各チームの順位点で決まる総合優勝は、チームワークの良さを発揮した3年2組。白熱した試合が終始繰り広げられ、盛り上がりを見せていました。
田上さんは「全生徒が楽しめる企画を考えるのが大変でしたが、思い出に残る行事にできて良かったです」と話していました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>