4年前のこの時期は、新型コロナウイルス感染症の先行きが見えず大きな不安に包まれ、100年に一度と言われるパンデミックは、生命や健康ばかりでなく、社会経済活動にも大きな傷跡を残しました。
それを打破してきた原動力は、人の力であり、厳しい状況を改善しようとする一人ひとりの努力が、まちの「結束力」を高め、まちに元気を取り戻すことができたのであります。
しかしながら、本町を取り巻く社会経済情勢は、依然として、先を見通すことのできない厳しい状況が続いており、また一方で、加速化する人口減少や少子高齢化への対応をはじめ、地域公共交通の確保、公共施設や学校教育の在り方検討など、時代の変遷の中で、新たな町政課題も山積してきております。
このような厳しい時だからこそ、私たちに求められている「情報収集力」、「突破力(推進力)」、「クリエイト力」、この「3つの力」を、さらに磨き上げながら、ふるさと栗山の発展を願う、すべての町民の皆さんとともに、挑戦を続けてまいります。
新年度を、栗山新時代の「成長の時」と位置づけ、困難に立ち向かう揺るぎない信念と気概を持って、町政運営に邁進する決意であります。
町民の皆さん、議員の皆さんの一層のご理解とご協力を心からお願い申し上げ、令和6年度の町政執行方針といたします。
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