周波数は”78.8MHz”に決定
◆聴く・参加する・育てる みんなのラジオ局
コミュニティ放送局は、FМラジオ放送を通じて地域の話題や行政・観光情報など、地域に密着した情報等を発信することを主とした、地域密着型のメディアです。
道内で29局目の放送局となる「エフエムくりやま」は、栗山町を中心とした放送エリアに加え、由仁町や長沼町の一部も含まれており、地域の役に立つラジオ番組、また災害時における緊急告知放送の実施など、広く情報を発信します。
スタジオやアンテナなどの放送設備は町が整備し、放送局の運営を「株式会社エフエムくりやま(代表取締役・村田峰史)」が担う公設民営の形態で放送します。総務省北海道総合通信局からの予備免許の交付にあわせ、周波数も78・8MHzに決定し、開局まで間もなくとなりました。
今後、試験電波の発射や放送設備の最終調整を行うほか、番組編成や運営スタッフ、パーソナリティの募集、運営シミュレーションなどの諸準備を経て、令和6年7月の開局を予定しています。
「聴く・参加する・育てる みんなのラジオ局」をコンセプトに、まちが元気になる身近な情報をたくさん伝えていきます。
■開局までの流れ(予定)
(1)試験電波の発射
無線設備の機器調整を行うため、試験電波を発射します(令和6年5月)※試験電波はポータブルラジオやカーラジオなどで聴けます。発射前に町ホームページでお知らせします
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(2)本免許の交付
設備の完成にあわせ、総務省北海道総合通信局から本免許の交付を受けます(令和6年6月)
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(3)ラジオ放送局開局
本免許の交付を受け、いよいよ開局です(令和6年7月)
●コミュニティ放送局の運営に関する基本協定を締結しました(令和6年4月)
町と運営事業者となる株式会社エフエムくりやまは「コミュニティ放送局の運営に関する基本的な事項」について、協定を結びました。まちの情報発信を通じて、まちづくりや地域活性化への貢献、災害時の緊急放送や災害予防・被害軽減につなげるための放送を行うことを運営事業者の役割として掲げ、町では放送設備などの行政財産の使用許可および使用料の免除、運営に対する支援を行います。
●どんな放送を行うの?
まちの情報発信や町民参加型の番組など、地域に密着した放送を行うことで、まちおこしや地域活性化に繋げていきます。また、身近な防災情報の発信に加え、災害などの緊急時には、町内の避難情報やライフラインの状況など、きめ細かな災害情報や町民生活の早期復旧に役立つ情報をリアルタイムに発信します。
●どこで放送するの?
栗山煉瓦創庫くりふと内のスタジオ設備を中心に放送を行い、同施設敷地内の送信アンテナを通じて電波を送ります。また、町内各所での中継や収録も行いながら、地域の情報を発信していきます。
◆エフエムくりやま「ラジオパーソナリティ」を募集
みんなでつくる「まちのコミュニティ放送局」を目指して一緒にラジオ運営に関わっていただく「ラジオパーソナリティ」を募集しています。「私もラジオで番組をもちたい」「多くの人に話を聴いてもらいたい」など、そんな想いを実現するチャンスです。ぜひ多くのご応募をお待ちしています。
▽パーソナリティの役割
放送番組の進行役・ナビゲーターとして活動します。天気や交通情報の発信、ゲストを迎えての対談、音楽の選曲、メールやリクエストへの対応など、番組を進行し盛り上げていただきます。
※パーソナリティは「登録制」です。登録者は放送に必要な知識や基本技術などを学ぶ講座を受講後、番組を担当します。
問い合わせ:株式会社エフエムくりやま
【電話】080-4337-3248
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