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ふるさと栗山で輝くヒトをクローズアップ きらり☆栗山人

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北海道栗山町

(一社)栗山青年会議所理事長 天野剛生(あまのたかお)さん

◆父の背中の奥に、自分のための活動を見つけた今
▽日常とともにあった栗山青年会議所との関わり
20~40歳がまちづくりに主体的に関わる栗山青年会議所(以下、JC)は、今年創立55周年を迎えます。
理事長の天野さんは町出身。父・一彦さんの熱心なJC活動の中で幼少期を過ごします。「父は毎日のようにJCの仲間と町の将来を語り合っていました。当時はJCをよく理解していませんでしたが、サマーキャンプやサッカーのイベントにも参加することができ、父の活動を好意的に見ていましたし、それがあたりまえの光景だと思っていました。

▽仲間の熱意が「自分のための活動」へと繋がった
自分も大人になれば家業の印刷業を継いでJCに参加する、と考えていましたが、高校生の頃にその家業が悲運に見舞われます。縁もあり一時は株式会社アマノ印刷として再生しますが、平成30年に父の死を機に再び会社を清算することに。「父は続ける気でいましたが、病床に付しながらも伝票を整理する姿を母と見ていると、胸に詰まっていた想いが溢れました。私が継ぐことも考えていましたが家族で話し合った結果、会社をたたむことにしました。」
しばらくは心の整理が付かずJCの活動も控えていましたが、新たな仕事も落ち着いた令和元年、活動を再開することに。「仲間たちが熱心に私を誘ってくれまして、漠然としていたJCの活動がその時はじめて『自分のための活動』へと変わりました。その想いが今の活動の源になっています。」

▽父の背中に追いつき背中を見られる立場に
理事長として、かつてのお父さんと同じ立場になった天野さん。「後輩や子どもたちにだらしない背中を見せられません」と創立55周年記念企画のため東奔西走している毎日です。

紹介しきれない内容は、栗山町公式note「くりやまのおと」に掲載
※二次元コードは本紙P.28をご覧下さい。

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