地域で輝く介護福祉学校と栗山高校に通う皆さんの様子をお届けします
◆北海道介護福祉学校×介護老人保健施設「ガーデンハウスくりやま」
▽実習を通じて、更なる飛躍を
5月から6月にかけて、ガーデンハウスくりやまで現場実習を行った鈴木さんと渡邉さん。週に1度は、職員と学生が打合せの場を設け、実習中に感じた疑問の解決や業務目的の確認を行います。
2人は、「利用者様の状態を考え、その人に合った支援を行うことの難しさを学んだ」「担当した利用者様との距離が縮まり、信頼してもらえていると感じた瞬間が一番うれしかった」と現場ならではの経験を通して、自らの成長を実感している様子です。
同校の卒業生でもある佐藤係長は、「学生たちも、私たちと同じ介護の世界に携わる仲間です。少しでも支えになることができれば」と想いを話します。菱谷さんや村田さんは、「実習中の経験や残した記録は、後の貴重な財産になる。人と密に関わることのできる仕事に喜びを感じてもらいたい」とエールを送りました。
▽学校祭準備中、誰でもウェルカムです!
田上陽花(たがみはるか)さん・佐藤夏珠茄(さとうかずな)さん(栗山高校3年)
今月5日、6日の学校祭に向けて、中心的な役割を担う生徒会長の田上さんと、生徒会副会長の佐藤さん。2日間行われる学校祭は、各クラスで企画された出し物や手作りの衣装を身にまとって踊る「エンタメ賞」など盛り沢山な内容です。
エンタメ賞の運営を行う田上さんは、「今は各クラスの企画内容を取りまとめています。当日の司会も担当するので緊張しますが今までの経験を活かして盛り上げていきたいです」とのこと。一方佐藤さんは、「私は閉祭式の準備や全体の装飾を担当しています。特に装飾は、会場が華やかになるようにと試行錯誤をしているところです」と話します。
2人に学校祭の見どころを聞くと、「一番は初日に開催されるエンタメ賞です。ペンライトなどを使用してライブ会場さながらの『非日常感』が味わえます」と声をそろえて答えてくれました。
「昨年までは、コロナ禍の影響で来場者が制限され、さみしい思いをしていました。今年は2日目のみですが、地域の方も来場可能です。ぜひ会場に足を運んで、楽しんでいただきたいと思っています。誰でもウェルカムです!」と満面の笑みを見せていました。
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