◆次代へと繋ぐ事業が新スタート!
町民の皆さん、こんにちは。今年の夏も、大変暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
本格的な夏を迎える中、次代へと繋ぐ事業が、新たなスタートを切りました。
7月8日に、まちの情報発信拠点となる、待望の「エフエムくりやま」が開局し、地域に根差したラジオ放送がスタートしました。
前日の7日には、開局にあたり多大なお力添えをいただいた渡邊孝一総務副大臣、北海道総合通信局の高田義久局長など、多くのご来賓や関係者のご列席を賜り、開局セレモニーを挙行しました。
本町では、災害時を含めた全町的な情報発信手段としての活用を目指し、平成29年度より調査検討を進め、幾度となく方針の見直しや改善を重ね、本年2月に、放送局の整備が完了したところです。
その後、無線局の免許申請手続きや試験電波の発射を経て、本免許の交付を受け、放送局開局の日を迎えることができました。
今後は、放送局の運営を担っていただく、株式会社エフエムくりやまの皆さんとともに、ラジオ放送にしかできない、きめ細やかでリアルタイムな情報発信に務めてまいります。
特に、災害時などは、不安を抱える町民の皆さんに寄り添う放送を行うとともに、平時には、子どもたちをはじめ、多くの町民の皆さんが参加し、一緒に番組を創り上げ、育てていく放送局を目指してまいります。
このエフエムくりやまが、多くの町民の皆さんに認知され、生活の一部になっていただけるよう取り組んでまいりますので、末永く、よろしくお願いいたします。
7月13日には、本町が誇る豊かな自然環境の保全活動を先導されてきた、「ハサンベツ里山計画実行委員会」の20周年記念式典が開催されました。
本実行委員会は、昭和60年に、御大師山で国蝶オオムラサキが発見されたことを契機に、平成13年に発足し、以来20年以上にわたり、荒れ果てた離農跡地だったハサンベツ里山地区を再生する活動に取り組まれてきました。
この町民主体の活動は、広く称賛され、平成22年には環境大臣表彰、平成23年には農林水産大臣表彰、平成29年には内閣総理大臣表彰など数々の表彰を受けられ、そして昨年には、NHKの全国放送「さわやか自然百景」で紹介されるなど、栗山ブランドとしての地位を確立されています。
高橋慎実行委員長はじめ実行委員会の皆さんの、これまでの活動に対し、心から敬意と感謝を表する次第であります。
実行委員会の皆さんが、大切に守り育ててきた「ハサンベツ里山」を、町の大切な財産・宝物として、また子どもたちが自然の素晴らしさを体験できる貴重なフィールドとして、未来永劫、守ってまいりたいと思いますので、引き続きのご支援とお力添えを賜りますよう、よろしくお願いいたします。
町民の皆さん、まだまだ暑い日が続くことが予想されていますし、新型コロナも再び流行期に入ってきておりますので、体調面には十分留意され、この夏を乗り切っていきましょう。
栗山町長 佐々木学
▽行事
・エフエムくりやま開局セレモニー
・エフエムくりやま放送開始特別番組に出演
・ハサンベツ里山計画実行委員会20周年記念式典
・介護福祉学校での町長講話
・町内4会場での春のまちづくり懇談会
・南空知消防組合消防演習
・空知地方総合開発期成会による札幌要望会
・栗山高校女子野球部の全国大会出場壮行会
▽来客
・加藤孝俊会長など日本クラブユースサッカー連盟の皆さん
・新日本電工株式会社の青木泰社長
・北海道開発局札幌開発建設部の桑島正樹部長
・山﨑信治会長など栗山 地区保護司会の皆さん
・サッカー日本代表の森保一監督
・社会科見学の栗山小学校 3年生の皆さん
▽今月の主な動向
※変更の場合もあります。
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