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自治体の皆さまへ

こちら町長室 Vol.75

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北海道栗山町

◆町民の安全・安心な暮らしを守る!
町民の皆さん、こんにちは。残暑も和らぎ、秋の訪れを感じる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、近年、大規模な自然災害や某国からの弾道ミサイルの発射など、私たちの平穏な暮らしを脅かす事態が頻発しております。
町では、このような脅威から、町民の皆さんの安全・安心な暮らしを守るため、さまざまな対策に取り組んでおります。
8月7日に、本町の地域防災計画・水防計画の見直しに向けて、女性10人を含む34人の委員で構成する「栗山町防災会議」を設置し、協議をスタートいたしました。
今回の見直しでは、国の災害対策基本法の改正を踏まえ、また北海道地域防災計画との整合を図るほか、避難所生活や防災備蓄品などへの女性の意見反映など、男女共同参画や多様な視点を取り入れるものです。
本年1月に発生した能登半島地震や全国各地で頻発している記録的豪雨など、このような自然災害は、いつどこで発生するか予測が難しく、災害対応能力のさらなる向上が求められています。
今回の計画見直しを契機として、実際に災害が発生した場合を想定した日頃からの訓練や、防災知識の普及・啓発など、まち挙げて防災・減災対策に取り組んでまいります。

8月9日には、総務省消防庁や北海道などの防災関係職員の方々にご来町いただき、国・道・町の共同による「国民保護訓練」を行いました。
今回の訓練は、「弾道ミサイルが発射され、日本に飛来する可能性がある」という想定で、サービス付き高齢者住宅うららくりやま駅前の入居者や職員皆さんのご協力による住民避難訓練や、町職員による初動対応訓練を行いました。
過去に、本町でも、児童生徒が登校する時間帯に弾道ミサイルが発射され、Jアラートが発令されたことがあり、情報ツールを持たない、また情報を取得しにくい状況にある町民への情報伝達や避難を導く方法など、多くの課題があると感じています。
今後も、継続して訓練を行い、有事の際にどのような行動をとるべきか、町民の皆さんに理解を深めていただくとともに、町職員の役割や行動の検証を行ってまいります。

さて、これまで産業の振興はもとより、まちの賑わい創出や活性化などに、多大なご貢献をいただいています、「栗山商工会議所青年部」が、創立40周年を迎えられ、8月2日に記念式典が開催されました。
記念式典では、同青年部をはじめ、栗山町建設協会・栗山青年会議所・夕張川自然再生協議会の4団体が発起し、自然再興を目指す「ネイチャーポジティブ宣言2024」が締結され、宣言実施に向けた要望を受けたところであります。
この宣言の考え方や目指す方向性は、これまで本町が進めてきた、まちづくりの理念と一致するものであり、今の時代を生きる私たちが、次世代へと継承すべき重要なメッセージとなるものです。
今後、4団体との協議を進め、道内で最初の宣言自治体を目指してまいります。

町民の皆さん、今年の夏も終わりに近づき、1日の寒暖差が大きくなってきましたので、体調面には十分お気をつけてお過ごしください。
栗山町長 佐々木学

▽行事
・第1回 栗山町防災会議
・国・道・栗山町による国民保護共同訓練
・栗山商工会議所青年部創立40周年記念式典
・姉妹都市 角田市・栗山町交歓会
・国土交通省に国道234号整備促進要望
・星野美子さんに百歳祝記念品贈呈
・東海大学教養学部との連携協定締結式
・坂本九さん追悼サン九(39年)イベント

▽来客
・東日本高速道路株式会社北海道支社の鈴木淳一所長
・空知信用金庫の熊尾憲昭理事長
・片岡尚会長など株式会社FM NACK5の皆さん
・総務省消防庁国民保護運用室の荒関大輔室長

▽今月の主な動向
※変更の場合もあります。

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